皆さんおはようございます。
5月30日。
LGBT法案の件をめぐり、夕方から24時間の抗議デモが自民本部前でありました。
中心になっている活動家達の呼びかけによって行われたデモ。
「当事者の命を軽んじている」と言っていましたが、
こういう事をしてほしくない当事者たちまで巻き添えになる発言だなって。
トランスジェンダーが女子トイレに入れない事について、
「命を奪われる」と叫んでいた人もいたのでちょっと驚いてしまいました。
拡声器を使っている人も見かけましたが自民本部は国会議事堂の近くでは?
なら、静穏の保持に関する法律というものがあるはずですよね??
公道上にテーブルや椅子を置いて占有していたようですがルールなしは見ててツラい。
中心の活動家の人は、一部議員の発言である道徳的にLGBTは認められない他、
山谷えり子議員のトランスジェンダーへの発言の謝罪と撤回を求めていましたが、
道徳的うんぬんの文言も当初は山谷議員の発言として激しいバッシングをしてましたよね。
「馬鹿げている」発言も裏取りすらなくオールドメディアに拡散されてましたが、
道徳的にLGBTは認められないも含めて、いったい誰の発言なのか真偽不明な事が多すぎです。
「LGBTは種の保存に背く」「道徳的にLGBTは認められない」
と私は一切発言していません。誤った情報の拡散にはご注意ください。
山谷議員は上記のようにきっぱりと否定していましたが、
活動家の人は彼女を差別主義者として決めつけているのか謝罪すらしません。
山谷議員といえば「性同一性障害特例法」を取りまとめた人なのにね。
まあ、性自認を推し進めたい人にとっては目の上のたんこぶですから貶めるのでしょう。
言葉狩りで思考停止させてしまう今の現状は、議論する場をも失わせてしまうのです。
LGBT法案について。
元々の自民案から、性同一性が性自認に置き換わっていたこと。
差別はあってはならないもの⇒差別は許されないものになったこと。
この2点が要なのにまったくの別物になっている。
参加した議員によれば性同一性とまとめたはずがそうなっていたと。
これじゃあ、、、罰則ありの法案なので当たり前に紛糾するでしょう。
そして、稲田朋美議員はこれを圧倒的多数を占める党内賛成派だと表現したが
事実は完全に二分した感じだったことが分かっていて、なぜ嘘をつくのか分からない。
そもそも前もってオールドメディアや活動家によってイメージづけられた
与党議員=差別主義者のレッテル貼りがないとこの内容の法案では二分もしなかったはず。
嘘をついてまでということは、悪用したいのかな?って思う人もいるだろう。
与党と野党、ともに議論は忌憚なく行われてはじめて、最終的な意思決定に繋がっていく。
社会的な理解の無いまま、差別解消法にこだわって「性自認」まで入れようとするのは
あまりに意思の疎通が十分ではないし、それはとてもいびつな事ではないだろうか。
政治的に弾圧し、ろくな議論もせずに差別だと過剰反応する社会は悪夢でしかない。
社会には受け入れるための準備や、それに費やす時間も必要だから性急に事を進めすぎだ。
当事者が差別って言ったら差別、がまかり通る法を整備しようとして誰が理解するの?
差別の定義が不明瞭なことで、法による萎縮効果によって誰も発言しなくなるばかりか、
言論封じと報復するためのスラップ訴訟が、ダメ押しで起こる懸念がここにあるのだ。
この騒動でいまや同性婚に賛成でも反対でもない中間層にまで反感を持たれつつあります。
理不尽なLGBT優遇が罷り通っていると思われるのって、当事者にとってよい世界になるの?
同性婚については他者に積極的に害を与えないと思うからと、
せっかく「いいんじゃない?」って言ってくれる人が多くなってきてたのにね。
こういう活動をする人は、ヘテロセクシャルとLGBTの共生社会を目指してないの?
社会的な合意を得ながら、お互いがお互いを理解していこうよって思うんだけどな、、、
先月、経済産業省の性同一障害の職員の女子トイレ使用を巡っての裁判がありました。
原告が女性達と同じトイレを利用できないのは違法だとし国を訴えましたが敗訴しました。
元々、性同一性障害(GID)の性別適合手術をしたあとに戸籍変更をする約束だった。
経産省側は別フロアの女子トイレが使えるように原告に配慮したのだが、
あくまでもそのトイレを使うことではなく、他の同僚達と同じ女子トイレ使用を望んだ。
女性の服装で出勤することも、トイレの使用許可も降りている。
本来ならここで折り合いはついているのに国を訴えた。
この時点で、職場との約束を原告は果たしていない。
だから、周囲の信頼を得られてないからこそのこの結果だと思うんだ。
他のGIDの人達によれば、その界隈で有名な活動家医師が診断してるという。
原告についてはSNSをやっているが、男性器のツイートが多すぎて唖然だった。
海外ではジェンダーニュートラルなトイレの問題は見解が分かれている。
トランスジェンダーへの配慮からできたトイレ。
しかし使用を嫌がる女性が多いという現実があるのだ。
ここでも性自認の問題が浮き彫りになっている。
今、ジョグジャカルタ原則を逆手にとって、
性同一性障害特例法から手術要件を省こうとする活動家達の動きがある。
そうすれば、性別移行が誰でも容易に出来るようになるからだ。
性自認とはいったい何なのか。
そしてそれをどう見分けるのか?
活動家の人も野党の人も、誰ひとりとしてそこを議論しようとしない。
そして、性同一性障害(GID)の病理概念を消滅させたうえで都合のいい隠れ蓑にし、
さまざまなマイノリティをトランスジェンダーに一括りしてしまうようになっていった。
世の中、トランスジェンダー=性同一性障害と思っている人が多いのでは?
多数派の人たちにそう思わせることで、この問題をより複雑にしているんだ。
多くの当事者は、自認だけで性別変更できるようなっていく事には反対していて。
ただ、手術や治療を選択しない、もしくはできない当事者をどう救っていくのか。
そういったデリケートな問題もあるので、さまざまな知識や判断力が必要になります。
GID側の人達って、基本的に女性を怖がらせないよう配慮する方々がほとんど。
また未手術のGIDの人達は、自分の女性ではない部分に対してナーバスになってるんだ。
だから、女湯などに入りわざわざ人目につくようなトラブルなんて起こさない。
ここでも問題になるのはやっぱり性自認だ。
トランスジェンダーの定義はそれほどに曖昧なものなのです。
これも5月末のニュースですが、女子トイレに侵入した男性が逮捕されましたね。
気持ちは女性だからが理由だそうですが、もはや性自認の問題というものは
自己を正当化するような印籠がわりになっている面もあって女性には恐怖でしかない。
表に出て来ないだけで実はこういう事は多いのです。
性自認のトランス女性の方々が女湯への出入り自慢とか普通にしていますからね。
このままでは確実にGIDの人達が誤解されてしまう世の中になってしまうでしょう。
それは本当に性別違和を抱えている人達にさらなる苦しみをもたらしてしまう。
こういう面に見向きもしない善意なんて、どれだけ人を傷つけるのか分かっていない。
生涯、性別適合手術をするつもりがないトランス活動家たちは本当はそれを知っている。
性自認をそれでも入れ込もうとすれば、きっと社会的分断が起こるであろうこともね。
もう1つ言えば、先天性疾患である性分化疾患までもが危険に晒される恐れがあるんだ。
包括的概念であるトランスジェンダーは、そういった問題を見えなくしてしまうのです。
それと日本はLGBT後進国だと言い、なんでも欧米諸国を真似ようとしているのはどうか。
すでに向こうでも社会問題化しているし、いい面もあるけど悪い面のほうが目立つ。
男性器のあるままでという、でも流動性のある性を選んだトランスジェンダー。
罰則のある法律を作って他者に罰を与えないと、この国はそんなに生きにくいかな?
女性の恐怖心や精神的負担をスルーしていると、これ以上は理解もされないと思う。
医師の診断すら要さず性別変更できる、セルフIDの在り方が世界的に問題になってて。
いまさら取り消そうにも取り消せなくて、社会的な亀裂が起こっていたりするんだ。
これは完全にイデオロギー化していて、反対すれば差別主義者に仕立て上げられるからだ。
そんなこともあり、イギリスではセルフIDを取り下げたうえで現行法でいくと表明した。
イギリスはジェンダーギャップ指数23位の国だ。
日本も、本当に良くしたいのならこういう事に向き合わなくちゃいけないんだよね。
それから、日本では未成年の性別移行治療には慎重なプロセスがあるのだが、
海外ではそういった事前のしっかりとした分析をしないで自認によって
社会的な責任能力のない子供たちをトランスジェンダーにする事例が多々ある。
だからホルモンブロッカー欲しさの詐病は本当に多い。
メンタルヘルスの問題が身体違和にすげ変わってしまうのは危険だ。
そういう経緯もあり、性転換手術を後悔する若者が後を絶たないという。
大人になるにしたがって「違和」の部分が解決してしまうからだ。
そもそも副作用に同意できる判断力があるとは思えない。
多くの専門家は警鐘を鳴らすが、こういう方向へ未成年を導く医師もいるから怖い。
日本では、ちょっと前にトランス女性であるYouTuberが女装さんとトランス女性へ
女子トイレの入り方をレクチャーする動画が炎上していたが理解できなかった。
侵入して逮捕されても、性同一性障害の診断書を見せれば利用を正当化できると。
女装した男性へも女子トイレの利用と見つかった時の免れ方を教えるのはどんな心境だよ。
建造物侵入や軽犯罪など犯罪のオンパレードなのに悪びれもしない。
活動家も含めてこういう人が性同一性障害の人を傷つけている。
そんな犯罪まがいの事をされると、もうGIDの人は本当に生きづらくなるんだ。
性同一性障害(GID)の診断は、経験豊富な複数の精神科医によって行われます。
染色体検査など、生物学的性別を判断するためにさまざまな検査があって、
カウンセリングをしながら、性別が不一致であることを最終的に精神科医が確定します。
これらは全て、性同一性障害に関する診断と治療のガイドラインに沿っているのです。
全て終わるには長い月日がかかります。
が、そのガイドラインに沿わないで診断書を即日で出すような医師がいる現状があります。
ここにトランス女性YouTuberのいう「抜け道」があるので、まさに悪用可能なんですよね。
多くのGIDの人たちもそれを危惧しているのです。
誤解のないように言えば、ガイドラインに従った診断書がなければ、
ホルモン治療も、性別適合手術も、戸籍変更もできません。
なので、ほとんどのGIDの人がこちらを選びます。
ガイドラインに従わない診断書は「証明書」程度の効力しかありません。
性自認の問題はこういった面にも及ぶということです。
マイノリティで集団を作っても、結局その中でヒエラルキーと差別が発生してしまう。
LGBTが他の少数派をのけ者にしたりするのを見ると、本当に多様性って何?と思う。
だいぶ昔の話だけど、僕は初めての二丁目でどのバーに入ればいいのか困っていた。
どこでもいいから入ってみればいいのに怖くて一時間ほどウロウロしていたとき、
どうしたの?って優しく声をかけられたことがあった。その人はGIDの人だった。
飲みに行きたいと言うと、ある一軒のバーに一緒に行ってくれた。
みんな短髪の人ばかりで男らしくて、おおっーとか思ったのを覚えている。
ちょっと異様な雰囲気だったんだけど、はじめて飲み物を頼んだんだ。
そしたら僕はいいけど、この人はこれ飲んだら出てってと言われた。
連れてきてくれた人は自分だけ帰ろうとしたけど僕も一緒にって飲まずに店を出た。
全員の目が怖かった。
私と一緒にいたらよくないって笑って去っていったけどショックだったよ。
人とは違うことで悩んでいたのに、そんな人が集まったコミュニティでこれかよって。
少ししたら馬鹿な僕も、ああ属性でちゃんと棲み分けてるのねって分かったけど。
あの時の事があって、勝手だけどGIDの人には味わう必要のない苦悩はしないでほしい。
そう思うようになったんだ。ほんと、自己満足だけどね、、、