雨のち晴レルヤ

2014/12/15

last word

t f B! P L
みなさん、こんばんはなのだ。


人は好きな人には自分を認めてほしい。
そして相手にとって、自分が誰かの代わりじゃない存在だということを知りたい。

結婚という縛りがないからなのか?
インスタントな出逢いとドライなさよならが多いように思う。

自分ははたしてこの世界に必要なのだろうか?

ボクも含めてゲイの人は、少なからずこのような葛藤があるのではないかな?
自分を知ること、自分がなにを欲しているのかを見つめなおすのは骨が折れるのだ。

かといって、やみくもな愛情が欲しいわけではない、
そして多少のエッセンスはあれど、ルックスだけで人を好きになるわけでもない。

自分の話をちゃんと聞いてくれるのか、相手の話をちゃんと聞けるのか、
自分に興味を持ってくれるのか、相手のことに興味を持てるのか、

あとこれは賛否両論かもしれないけど、浮気をしないで自分だけを見ていてくれたら、
縛りのないゲイの世界で、これほどゲイ冥利につきることもないのかもしれないって思います。

肌を重ねること自体の重要性は、実はさほど問題じゃないように思うんだ。
あまりにも合わないなら大問題だけど、大方の場合は相手に合わせることで解決できる。

だけどボクみたいに、愛情確認のために相手を試したりしてはいけない。
信じることこそが、ゲイ同士のお付合いを長続きさせる秘訣なのではないかな?

って、おひとり様のくせになにを言ってるんだって感じだけど(汗。

穏やかな日々に辿りつくのは、苦しくて、険しくて、容易じゃない。
裏切られることの連続かもしれない、だけど相手の醜さも自分の醜さも愛せる自分になりたい。

来るべき最期の日、
そばに大好きな人にいてもらえることほど同性愛者にとって幸せな瞬間はない。
もしもひとりだったら・・・・その時ほど同性愛者であることをきっと後悔するのだろう。

死に直面したことがある今ならそれが分かります。

そしてボクは決して悠久な存在じゃない。

ある日突然、この世から消えてしまうこともあるから、
もっと自信をもって、どうかあなたの人生を生きてほしいんだ。

離れたところに描かれた点と点でも、結べば1本の線になる。
そして、この広く大きな空で、ボクが確かに存在していた事を感じてくれたら嬉しいや。


きっともう見てないだろうけど、遠く離れたこの街から応援しているよ。


Dec. 15, 2014   名前も顔も知らぬ君へ。













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