皆さんこんばんは。
桜の開花予想、週明けには満開になりそうですね。
僕が20代~30代前半まで、相方とお花見するのは決まって吉祥寺でした。
吉祥寺は昔の面影のある景観と自然の調和が味わい深い街だけど
そこに賑わいのある新しいオシャレな店が加わって独特だ。
井の頭公園に咲く桜、久しぶりに見たいなー。
橋の袂の零れ桜が周囲を淡い浅紅色にに染めあげていく。
ほのかに薫る花びらは気づけばはらはらと宙を舞い始めた。
儚く散ってゆく時、それは桜が最も美しい瞬間。
一抹の寂しさとともに、浅き夢を見ているようなそんな郷愁を呼び起こすのです。
池の水鏡に映る桜は、反転した世界のようで思わず魅入ってしまうんだ。
さて、僕にとっての吉祥寺は
幻のチーズケーキ屋 タタン
公園近くにあった芙葉亭
フレンチのマリアージュ
紅茶のカレルチャペック
雑貨店の大中
大きなサモエドがいたDEAR SNOWY
SYUNA&BANIも好きだったなー
昔は忙しすぎて外食ばかりだったので、この辺を回れば必ず僕か相方がいました(笑。
その頃はダンスをしたり、本格的にサイクリングをやっててめっちゃ健康だった。
もう無くなってしまった店ばかりだけど、前は公園そばに家を買おうなんて思ってた。
それなのに、いまやさらに郊外の川のあるところまで流れてきてしまった僕達。
でもわんこにとってはいい環境だったし、僕達も昔より気負わなくなった気がするんだ。
歳をとると、そこそこ田舎っぽさがないと疲れちゃうしね。
あとは、埼玉県にあるさくら堤公園はわんこ達とよく行ってたな。
お花見の時期になると僕らと同じようなゲイがたくさんいたのを覚えてる。
桜の季節が来るとわんこを想う。
頭にちょこんと簪のように桜の花を付けて歩く姿が可愛かった。
ほんとに嬉しそうで、あの高速しっぽ振りを今でも思い出します。
毎年、仏前で彼らにどんな桜を見てきたか報告する僕。
コロナウイルスのこともあるから今年は車の中から見ようかな。
空から差し込むリフレクションは、桜の周りにほの白い空気を纏わせ零れ散っていく。
そんな時、会いたい気持ちが抑えられなくなって僕はなんだかほろりとしてしまう。
彩り豊かな春は美しい。
みなさんも桜を見てほっとできたらいいなって。
そう思います。
それじゃまた。