皆さんこんばんは。
同性婚判決のニュース。
世論を形成していくためには、札幌地裁の判決は大きな一歩ですね。
当事者にとって選択肢が増えることは、未来への希望に繋がります。
しかし、残念ながらその判決文には法的効果はない。
それを解消するためには、憲法改正しかない。
多様性を謳うなら、もう人を何かに分類するのを止めるべきだと思います。
LGBTうんぬんの前に私達は一人の人間であり、そして国民の一員でもあります。
名実ともに夫婦になる婚姻という深い結びつき。
そんなパートナーへの献身は、何人たりとも侵せない愛情だと言えるのではないかな。
まずは、偏見や差別と同性婚を分けて政策を考えていく方がいいかもしれません。
他者を抑圧するようなやり方では協同性を構築できないから思想を押しつけない。
さじ加減が難しいですが、権利も振りかざせば一種の暴力になる。
相手を罵倒してねじ伏せようとする行為が一部で存在するのも悲しいが事実。
だから決して「糾弾する側」と「糾弾される側」の構図を作ってはいけないと思うんです。
世の中の仕組みを変える時には、より正しい行いが求められるものです。
既成事実化して外堀を埋める方法では、人心を繋ぎ止めるのは無理でしょう。
国民はすべからく平等でなければいけないと思う。
けれど、政治的イデオロギーは争いしか生まない。
この件に関しては、国籍ロンダリングを懸念している国民や政治家がいるけど、
その辺は至極まっとうな意見の一つであり決して差別じゃないと思うのです。
そして日本の同性婚問題やLGBT利権のバックにいるのがどんな政治家なのか?
どんな団体なのかを考えたら、そろそろ利用されるのを止めてクリーンになる時だと思う。
きっと同性婚賛成の人達の多くは、分断や混乱など望んでない。
一人一人の当事者がおいてけぼりになってはいけない、そう思うんだ。
LGBTと一口にいっても、当たり前だが独り身の人もいれば病気と闘う人もいる。
ゲイの中でもヒエラルキーがあって、自分の権利に関係なければ偏見は簡単に生まれる。
例えば、HIVやAIDSのゲイは一番最下層になる。
死ねばいいのに、ゲイの面汚し、焼き印入れようと何度言われたことか。
それでもそれを怖いと思っても憎むことはしなかった。
社会的少数派は、セクシャルマイノリティだけではない。
この世界は目に見えないことが多いけど、みなが認めあえるようになればいいな。
同性婚を認めない先進国はここだけなんて
日本の悪評を広めることに勤しむよりも、どうにか解決策を考えてみたり
人々の合意を得るためにはどうしたらいいんだろうか?と僕は冷静でいたい。
はっきり言って嫌われそうなこと書いているかもしれない。
でもね、LGBT界での正解が正しいだなんて驕ってはいけないと思う。
.....アクティビストの皆さんが人権を回復するために尽力されている。
これは僕も含めた多くの当事者が感謝しており、また尊敬の念を抱いております。
だからこそ、その真摯な活動を誰かの飯の種にされないでほしいなって思うんです。
パートナーシップ制度が始まったころ、華々しく結婚式してすぐ別れてしまった例がある。
様々なメディアで特集が組まれたが、ファッション的な側面がどうしても否めなかった。
その事を多くの人は覚えていて、それが悪い意味でステレオタイプになったりしていて。
ロールモデルがしっかりしてないと世間からやっぱりねーと見られる。
しかし国内には、結婚してお子さんを育てているゲイの夫夫の人達や、
トランスジェンダーでパートナーとお子さんを育てている人達もいる。
国外へ目を向ければ、結婚して子育てをする日本人のゲイの人がいる。
どの夫婦も本当に素敵だ。
そういう方々の生活を知ると本当に普通の夫婦と変わらない。
とてもほんわかして幸せそうで、同性婚っていいものなんだなーと憧れもする。
LGBT以外の人達の権利を侵害するわけじゃないんだよ。
みんなと同じように生きて、みんなと同じように夫婦助け合って生きているだけ。
彼らを見てそう思ってくれたら本当に嬉しいなって思うよ。
僕らの世代では叶わなくても、次の世代では当たり前になってるといい。
僕は今出来る選択をして相方を幸せにしてあげたい。
同性婚ができれば嬉しいけど、養子縁組という方法を取ることを考えています。
全ての訴訟が終わるのは何年か先になるだろうけど
いい結果になるよう祈るしかできない僕を許してください。
まずは心から判決を一緒に喜びたいです。
それじゃまた。