皆さん、おはようございます。
2月11日は建国記念の日でしたね。
実は日本という国が出来た日じゃないというのはご存じでしたか?
初代、神武天皇の即位日が日本書紀によれば2月11日となっており、
昭和41年に国民の祝日に制定された、「建国をしのび、国を愛する心を養う」日なのです。
新型コロナの影響によって、奉祝パレードはなくなってしまいましたが、
日本は四季をはっきりと感じることができる自然の美しい国であり、
豊かに育まれた文化や伝統、礼儀を重んじる私達の精神は世界からも評価されています。
今は苦しい時だけど、永い国の歴史に思いを馳せるとき、
やっぱり僕は日本人に生まれてよかったなーと思いました。
こんな時くらい、めいいっぱい褒めときましょ(笑。
祝日だからって別になにもしないですが、国旗は久々に掲揚してみました。
昔はどこの家でもやってましたよね。
祝うときには旗と棒の隙間を空けてはいけないと教わった事があります。
空けてしまうと途端に哀悼の意になってしまうのです。
日本の国旗ほどシンプルかつ、格好いいものはない気がします。
日出ずる国の小さな街、そこで僕は今日も生きています。なんてね。
最近、家にある「2つ一緒」を見ると、なんか思わずきゅん死しちゃいます。
洗面所に2つ並んだ歯ブラシ。
隣にタオルが2枚。
それをタオルヒーターで暖めておくと、嬉しそうに顔を埋める相方。
コーヒーが入ったカップが2つ。
あからさまなペアルックはできないからと買ってくれた、2組のソックス。
2人しか知らない合図。
同じ色のマスクが2枚。
1つしかないクッキーを2つに分けてくれる。
付き合いだしたころは無かった、そんな初々しさが今さら愛おしい。
乗り越えるつもりもなかったけど、気づけば知り合ってもう20年になるんだなー。
いつの間にか流れてしまった時間は、決していいことばかりじゃなかったけど
小さなほっこりや、小さな謎が増えるたびに、この人の傍にいるのは面白いと思う。
いい意味で2人ともナチュラルになった。
相方は愛人10人とかアホな真似しなくなったし、今がちょうどいい。
大好きという言葉では表現できない、魂の半分みたいな関係。
2人だけの時間は至福だと分かって、確実じゃない約束にもやきもきしなくなった。
昔と違って相方を信頼してる証拠かもしれない。
疑うことを止めたら気持ちはフラットになる。自分も優しくなれる。
曖昧な世界。
その中で、僕を必要としているという真実があればそれでいい。
集合的無意識の中で、私達は貨幣経済のルールに組み込まれています。
自律した個の意識はやがて大きな総意となって、自分を認識し続けられる事を試される。
他人の価値観を切り離し、内なる囁きに従えば「気づき」が生まれるんだ。
並列化された思考はきっと自分のアイデンティティを保てなくなるから、
僕と相方がこれから2人で経験していく記憶はできるだけ穏やかなものでありたい。
現実はそう上手くはいかないけれど、朝目覚めれば澄み切った空が広がっている。
それを幸せだと感じられたら、自分を受け入れることも怖くなくなる気がします。
僕はこれからも自分の魂を判断基準にして、相方と対等に歩きたいと思う。
人の夢に自分を重ね合わせているだけでは何も手にできないから。
いつか僕が死んでしまったその時は
遠慮なくやりたいことに向かって進んでほしい。
心からそう思えるようになった。
相方が幸せなら嬉しい。