超短期の入院も入れるといままでの入院回数はそれなりにあります。
そのたびごとに考えさせられるのが、入院の際の保証人の問題だったりします。
身元保証人、連帯保証人がなぜ必要かといえば、やはり入院中にかかった費用の未支払いや
院内でのトラブルを避けるためですが、治療中に亡くなる事を想定してるという側面もあったりします。
医療従者、患者、どちらがかけてもインフォームド・コンセントは成立しない。
かといって、高齢化社会の世の中だから、
必ずしも身内でなければならないという法的な規則はありません。
後見人と保証人を立てれば、死の間際まではなんとか母親には知れずに済むのではないか
とそんなことを考えていつも行動しています。
ボクの地元は横のつながりが強く、アクセス抜群な立地にありながら
１つのコミュニティに一族が固まっているようなところです。
こういうときには大都会の希薄さが死ぬほど羨ましいや。
東京でも下町だと古いしきたりが残ってはいるけどそれでも案外気楽なものです。
それと、いかに守秘義務があろうと、地元の役所や最寄りの拠点病院には
もれなく親族か知人がいるので、容易に実家に戻れないのが悩みの種だったりするのですが、そこは諦めるしか仕方ありません.....。
主治医は心配からか、いつかご家族の方にもちゃんと話してほしいと言うのですが、
母親の気持ちやいろんなしがらみを考えると、ボクには最初からそのつもりがないのです。
ボクの親族は古い風習を重んじる人たちなので、
エイズやHIVの話をしても決して歓迎されることは１００％ないでしょう。
それどころかボクは女系家族に初めてできた本家の男の孫だったから、
一族の会議で泣くまで糾弾されるに決まっています。
・・・幾度となく日記でも書いてきましたが、
いろんな意味で地元にはいい思い出が１つもありません。
地元にいたころは名の知れた踊りの流派の後継者がいないという事で、家元の右腕だった親戚に
しつこく踊りをやるように勧められたり、卒業したら地元企業への就職を強く勧められたりしていました。
そこまで大した家柄じゃないのにも関わらず、
いまから考えればとにかくボクが外に興味を示したり、
地元から逃げ出さないようにと、それとなく仕向けられていたような気がしなくもありません。。
ビバ田舎の怖いところです。普通に見たら芸能人も住んでるような有名な観光地なのですが、
その裏はどこを見回しても田舎ならではの縄張り争いでなにかとドロドロだったりするのです(汗。
だからそんな場所で母親が窮地に立たされる事は、
たとえボクの命がかかってたとしてもどうしてもしたくない。
親に言える、兄弟に言える、パートナーに言える、そして支えてもらえる、
本当はボクもそうしたい、本音は心の支えがほしいけど、
それでもひとりで頑張らなきゃと思っているや(汗。
ほんと素直になれないこんな自分の性格がイヤです。
はうん。。。入院前だというのに風邪をひいてしまったようなのだ。
あれほど、免疫を下げない生活を心がけてと言われていたのになんてこったいです。
でも原因ははっきりしています。
前の相方さんです、彼は強烈な風邪をひいてるのに毎日ボクのところにやってきてたのだ。
心配からの行動なので注意もできませんでしたが、完全に彼から風邪をもらっちゃったようです。
付きあってる時はそれも嬉しかったけどただでさえ体調が悪いときの風邪はツラい。
なので、さすがにかかりつけの病院へ行ってお薬をもらってきました。
熱が高すぎてもうフラフラです。
そういう感じだから、今日は大人しく冬眠モードだったりして。
リビングに５人くらい座れる大きなソファーがあるのですが、
そこで毛布かぶって海外ドラマ見てます。
いまドハマリしてるのが、PERSON of INTEREST×ウォーキング･デッドです。
ゾンビものははっきりいってグロイし苦手なんだけど、
こういう鬱々とした闘病生活にはもってこいです。
変なスイッチが入ってテンションが上がるので、
怖がりなボクはところどころ目を背けたりキャーキャー言いながら見ています。
好きな人の肩にちょこんと頭をおいてテレビを見たいのですがそうもいかないので、
両手に花ならぬ、両手にわんこ状態でモッフモッフしながらテレビ三昧です。
なんだかケモノ臭いです(笑。
相変わらず炭酸しか飲めないけど、あとでおかゆさん作ろうっと。
それじゃおやすみなさいなのだ。
