死を間近にした人の命の煌めきは、儚いけれどどこか凛とした強さを感じる。
これは死に直面したその当人にしか絶対に表現できない唯一無二なものだと思う。
昨日、ブログ村の同じ感染者のブロガーさんに、・・・くんのブログを勧められた。
アメブロ時代にブログ村に登録したのが2010年だから彼の存在は前からよく知っていた。
死というものは本来は目を背けたくなるほど壮絶なものでしかないのかもしれない。
文章で綴られた一片しか見ていないから安易にそんな事が言えるわけで、
そのツラい闘病生活の中でどれほどの事を内に秘めていたのかなあと彼を偲んで心が痛んだ。
しかし、それと同時にいつも前向きで感謝を忘れない、
彼のそんな生き方をボクも見習わねばと誓った。
文章からは暖かい家族に囲まれている彼の人物像が浮かんできて、
いまの自分のひとりの現状と照らし合わせて素直に彼がとても羨ましいと感じた。
はたしてボクのために泣いてくれる人なんているのかな?そう思うとなんか胸の奥が熱くなるや(汗。
普段からなるべく気丈に振舞うように努めてはいるけど、
その時が来たらボクも立つ鳥跡を濁さずな精神でいたい。
・・・でも病室で闘病真っ只中な人間に、
天国へ旅立った人のブログを勧めるブロガーさんにちと驚いたや。
経験してないのに批評したがりなオカマの悪い癖は、時にいい方向へ作用することもあるが
基本的にはどこか浮世離れしているのがこの世界の縮図であったりするものだ。
でもここまで勧めるんだからとかなり久しぶりに読んでしまった。
更新期間が短いこともあり、あっという間に読了したはいいけど読んだ事をすぐに後悔した。
せめて何事もない時に読まないと、弱っているときって病人はやっぱり確実にリンクしちゃうんだよ
実際、治療過程と余命の話を読んだあとは、気持ちがどうにも立て直せなくて
そこから吐き気が酷くなって昨日は大変でした。
元々、あまりにツラくて心が折れかかってたせいもあるけど完全にポッキリいきました。
恐怖に打ち震え、寂しさや孤独感に押し潰されている入院患者の気持ちってのは難しいもんです。
でもね。すぐに接着剤でくっつけたから、なんとか大丈夫!こんなことで負けないのだ。ふんがっ。
普通は死や苦しみを連想させるモノを勧めるのは入院中には避けるんだけどなって
しばし激しい動揺を隠せなかったが、焦燥感にさいなまれながらメールの文章を何度も
読み返したら、ボクの事を想って書いてくれたんだなとちゃんと分かった。
なので、完璧人間より少し抜けたとこがボクは好きだから全然OKという結論に辿りついた。
最初はなんの嫌がらせだろう?と思ったくらいだけど、
その心意気はちゃんとボクに伝わったから心から感謝なのだ。
ボクはいつももしこうだったら?とか、何パターンも相手の立場になって考えるから
最初の一歩がなかなか踏み出せない。
だから、メッセージをくれた彼の行動力は
今からでも見習おうと思ったりしたのは1つの収穫だったように思います。
ボクも少しは大人になったものだ。むふふー(*´з`)
打たれ弱い昔だったら、病院から消えてるかもしれないから少しは強くなった気がするや(笑。
いつも文章長いみたいなので、読むの疲れるだろうから今日はこれくらいで。
別に人のために書いてるわけじゃないけど、
読んでもらえる事は励みになるからメッセージ嬉しかったのだ。
それじゃ、また書ける時に書きます。