病室で、毎日夜が明けるのが待ち遠しい。
倦怠感と吐き気が半端ないや。
食欲なさすぎて食べて下さいと言われてもって感じです。
薬の投与ではじまった動悸には驚いたけど、今のところスケジュール通りです。
そのパターンはさまざまだが、ここはシステムに繋がった病人ばかりである。
しかし・・なんの治療なのか誰もが気づいているのにみんな知らないフリをしている。
なんか誰にも会いたくない。とにかく人に見られたくない。
夕暮れが滲んでいく窓の向こうには輝く普通の暮らしが待っている。
夢見てたモノは地平線の向こうへ消えてしまったけど、まだわんこの為に生きねばならない。
頑強な身体だったころの記憶が書き換えられ、
かつての健康すら疑わしくなるころ死を実感しはじめる。
記憶の変質を悲しむのは人間だけだが、
それをただ感じるしかできないのはなんとももどかしいものなのだ。
一緒に空を見上げて、一緒に駆け回って、もう少しだけ彼らの鼓動を感じていたいや。
時は待ってはくれない、必ずその先に形を残せるように、だから早く戻りたいです。
人は誰かに聞いてもらったり、紙に想いの丈を書いたりすることで解決はしなくとも楽になる。
抱えている荷物を少しだけ降ろすだけで、絡み合った気持ちが整理出来たりできるから不思議です
今日も明日も果てしない病室ライフだけど、
きっとクリア出来ると信じてるから神様守ってください。
・・・・もう限界です。また書ける時に書きますね。