救済と牢獄の狭間で

2014/12/14

HIV・AIDS

t f B! P L
みなさん、こんばんはなのだ。


今夜は寒いからふたご座流星群がきっとすごくよく見えます。
ピークは本日の21時以降になるみたいだから、たくさんお願い事をするのだ。

夜明けまでずっと観察できるなんて、なんかちょっとロマンチックだな。

ボクも流れ星のように流れに流れてここまで来たけど、これが自分に相応しい罰なのかなと思う。
自分に問いかけるために、そして自分にとって大切な事を曲げないためにも今を綴っていこう。

たぶん、いろいろと引かれちゃったかもしれないけど仕方がないや。


下の文章はアメブロ時代に書いてた『はじめましてのごあいさつ』です。
ものすごく想い出があるから、初心を忘れないために残しておこうと思うんだ。


HIVってこと、全面に掲げちゃうブログを書くのは、ホントはとても恐かった。
でも、共に生きることを考えたら、まえに踏み出さなきゃ何も始まらない気がして。
それは大げさなことじゃなくって、命の大切さを感じて毎日の生活を送ること。

もうひとりじゃないよ。

あるとき、薬害の入院仲間がボクに何気なくかけてくれた優しい言葉。
めちゃくちゃ嬉しくて、だからこそ感謝する気持ちを忘れないでいる自分でいたい。

そう思って、ブログを書くことにしました。

こんな奴もいるんだってことで、HIVをイメージできる1つのロールモデルとして
どうか生暖かく見守ってやって下さい、よろしくお願いしますのだ。

byほーぷくん。



おもえばボクが病院の門をくぐったのは、もう10年前近くになるのかな?
その日、ボクは通された診察室でとにかく必死に余命を聞いてた気がするんだ。

あまり記憶が定かではないけど、ボクのあまりの見た目に
先生が入れ替わり立ち代わりで騒がしかった。

そういえば保健所でも大騒ぎになったことだけは、
いまもなんとなくだけど覚えていたりするや(汗。

それから月日が経って、ボクはそれでも生きている。
死のうとしたこともあるけど、それは失敗に終わっていまやただの死にぞこないでしかない。

時間は緩やかで気まぐれだ。

ツラくて耐えられないことも、なんとなく耐えられるようにしてくれることもたまにある。
だけど、この時の気持ちはなにがあろうと忘れてはいけない、そんな風に思うんだ。


それが親に対するボクの贖罪であり、そして義務なのだから。


・・・ひとりの夜に思う。










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