自分を支えるもの

2014/12/11

HIV・AIDS

t f B! P L
みなさん、こんばんはなのだ。


お久しぶりです。

無事に退院することが出来ました。

入院中のことを思い出しながら闘病記をと思ってましたが、
本当に辛かったせいか記憶が曖昧になっててまとめるのは無理そうです(汗。

ベットの上で自我を保っているのが精いっぱい・・・・実のところはそんなものなのだ。
年内は通院がまだ続きますが、来年にいろいろと持ち越すことになるのかな?

続いてく治療人生にどこまで身体が耐えられるのか、
それ以前に精神的にはもう限界が来ている気がしなくもないや。

どんなに仮初めの安堵感を得られる言葉に置き変えようとも、
病気はその人の人生を変えてしまうものだから、
ならないのに越したことはないんです。

健康は宝です。

このブログを読んでるかたは、決してボクのようにはなってはいけない。
惨めな人生を歩んで欲しくないから、どうか自分を大切にしてほしい、そんな風に思います。

さて、前のブログから合わせると、約七年間という長いあいだ
アメブロさんにはお世話になっていて、
この期間に奇跡的にパートナーができたこともありましたが・・・
残念ながらその相手とは離れてしまいました。

このブログと違って、前のブログの記事は、
感染者専用のSNSに入ると同時に消したので残っていませんが、
気がつけばずっと同じアメブロさんで続けてて、なんかそういうとこ、
ボクらしいやって思わず苦笑したのだ。

元相方はわんこたちと母親が寿命を全うするまでという
ボクの中のタイムリミットを変えてくれました。

久しぶりに心が暖かくて、なんだか自分にもやっと
本当の家族ができたような、そんな不思議な気持ちでした。

人のために生きるっていいもんです。

それが雲散霧消のかなたへ消えてしまうと、
恥かしいことにどう動けばいいのか分からなくなってしまいます。

彼に失敗を味あわせたくなかった気持ちばかりが先に立って、
ひょっとしたら彼に可愛げのない態度で接してたかもしれないや。

相手は夢いっぱいなのに、その夢を真っ向から否定してた可能性だってある。
彼にとって、もっと可愛い相方でいればよかったといまは後悔しきりです。

ま、ボクみたいなもんが夢なんてみるもんじゃありませんね。

ボクに相応しい生き方はやはり自分でちゃんと決めること、
そしてそれに沿って最期までひとりで滞りなく過ごすことです。

気持ちの切り替えをしないとボクの中でふたりのことが終われない。
ここは元相方も知ってるし・・・・そう思ってアメブロから移転することにしました。

変な語尾や擬音を抜いたら、だいぶ普通の文章になったので読みやすくなってると思います。

痛々しい電波ブログではありましたが、
自分の気持ちを整理するのには役立っていたのでその辺はお許しください。

天気図は雨。垂れこめた気持ちに日が当たるように、
ボクはそれでも誰かにに支えられることを夢見てしまう。

人は生まれるときも最期もひとりならば、
その時が来るまでは、同じ空の下で誰かと触れあっていたい。

でも病気を縋りたい誰かに公言するということは、
その人に病気を受け入れてもらうという事なわけで。

そしてカミングアウトを聞くことを強いるということは、
相手の人生にも責任を持つということになると思うんです。

だからボクにはどうしてもそれはできない。
だから死ぬ気で最期まで隠し通さねばならない。

人として生きて、人として死んでいけるのか?

ともすれば、そんな気持ちで一杯になって、
これからもそれが続いていくのが怖くて仕方ないんだ(汗。

例えば環境ひとつで全ての形が変わってしまうように
少しの綻びからそのこと全ての大切さを知ることだってある。

ボクのはじまりはひとりだったじゃないか。

気が遠くなるほどの孤独が待ってようと、
誰かと家族になることの幸せを知ってるから立ち向かえる。

そこに記されたものは眩しくて、ただの生ける屍がなぜ生きるのか?
ということをあらためて思い知るんだ。

夢もない、希望もない。

自問自答しても答えは出ない。
それでも、明日も今日と同じひとりかと思うと、寝る前はすごく怖くなる。

10代、20代の感染者のかたは死ぬ気で、どうかパートナーを作ってほしい。

普遍的なパートナーという形が、闘病の上でどれ程の
安心感を与えるのかは年を経るごとに分かってくるから。

生きてる誰かの温もりじゃなきゃだめなんだ。
生の声がどれだけ支えになるのか30代になれば思い知るや。

ボクもだいぶ弱ってしまったな。

なんだかとっ散らかってしまいましたが、上にも書いた通りに
アメブロさんから移転することにしました。

繋がっていただける奇特なかたがいるのかは疑問ですが、
もしいましたらブックマークの変更をお願いします。

*移転先はBloggerさんです。


それから先月の事ですが・・・

入院当日の夜中、あるブロガーさんからメッセージをいただいたので、
心配しないでという意味合いも含めて、その人に感謝の気持ちをお伝えしたんだ。

朝、家を出る前にもう一度。

その後、何日かあとにまたメッセージをいただいていた事を先ほど知った。
入院中は思いのほか治療が苦しくて、ネット関係は全然してなかったんだ。

すぐにお返事が返せなくて、本当にごめんなさい。

自宅に戻ってその人のブログを読んだら、ボクがさよならの記事を書いてるとあって、
メッセージも一方的に送られてきたことになってたから、さすがにそれを読んでショックを受けた。
ボクはどうも伝えるのが下手みたいなので、ブログ上でのお知らせになります事をお許しください。


そして最後に・・・・

ボクはスイーツブログや、お料理ブログ、
ファッションブログやガーデニングブログなどが大好きでよく見てました。

それと、同じゲイの人やヲタク趣味の人のブログ、
同じ感染者の人のブログ、沖縄関係のブログもよく見ていて、
こんなヤツが見てて迷惑だなーって思ってたら、いつも申し訳ないなとは思ってました。

もしも、そんなかたがいましたら本当にごめんなさい。
でもみなさん本当に多趣味で、いろんなことを知ってて、
読んでるだけでとても楽しい気持ちにさせてもらいました。

楽しいモノ、素敵なモノを見ているときって、心に暖かいモノが流れ込んできて、
その時だけは病気だ、なんだのって、現実のことを忘れさせてくれます。

それから、イイねやペタはなんだか心強くて生きる励みになりました。
入院している間もほぼ毎日ペタしてくださってた方がいて、
ボクのために時間を割いていただきありがとうございます。

個別にお礼をと思ったのですが、小心者なのでこちらでお礼に代えさせていただきます。

心から感謝しています。
このような場末ブログに足を運んでいただきまして、本当にありがとうございました。

みなさんの幸せを心から祈っています。






※お願い

当サイトのテキストの無断転載、
無断使用を固く禁じます。


※お問い合わせ
こちらのURLよりお願いします。

このブログを検索

ブログ アーカイブ

Translate

人気の投稿

QooQ