人の記憶に残る人

2014/11/21

日常のはなし。

t f B! P L
みなさん、こんばんはなのだ。


高倉健さんが亡くなった。

享年83歳。


任侠映画で人気を博し、広く大衆に愛された昭和の名優が逝ってしまったや。
背中で演技する渋みがかった俳優さん、ボクのなかではそんなイメージだった。

自分、不器用ですから

昔は寡黙な人なんだろうなって思ってたけど、ロングインタビューではその気さくさに驚いた。
とっても素敵な俳優さんで、晩年になるほどその演技力にリアリティーが増してたように思うんだ。

年末になると大物が逝くことが多くて、それが自分の体調とリンクしてるとマジで泣けます。

ボクがいままで見た映画は、ブラックレイン、あ、うん、四十七人の刺客、鉄道員(ぽっぽや)、
男の生き様というか、ひとりの人間のしがらみと感情の機微を表現するのが上手い俳優さんだと思った。

スクリーンの中で何通りもの人生を経験してきた健さんの俳優人生は幸せだっただろうか?

私生活はベールに包まれていて、なかにはゲイ疑惑すらあったけど
いままで一度たりとも同業者がこきおろしているのを見たことがないからきっと素敵な人だったんだろうな。

ありきたりだけど、日本の映画界は惜しい人を失ってしまったとそう思うのだ。

突然の訃報に驚きを隠せないけど、ご病気だったなんて全然気がつかなかったや。
悪性リンパ腫って痛みがないことが多いから、悪くなるまで本人に自覚がなかったりする。

薬が効かなかったらほんと辛かっただろうなあ。
自分に重ね合わせて考えたら怖くなってしまった(涙。

健さん、心からご冥福をお祈り申し上げます。


人の記憶に残るような人、ボクもたった一人だけでいい。
誰かの記憶に残れるような、そんな人間になりたいと思った。













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