Goodbye Yesterday.

2014/10/04

パートナー

t f B! P L
みなさんお久しぶり?です。

昨年9月に家が完成。
相方さんは一足先に移住していました。

ボクは一年後の先月、移住予定でした。

そこから相方さんの資金計画の見通しの甘さが露見したり、周囲で協力してくれる人への
相方さんの態度のマズさに不信感を持ったりで胃がキリキリしてる自分がいた。

あげくに車を購入後たった三日で車同士の事故を起こしてしまい車社会の田舎においてあえなく廃車
過失割合が10:0、明らかに相方さんの過失が100%なので相手側に賠償することになった。

ボクは視神経を傷つけているから運転は無理とあれほど言ったのに相方さんは二度と運転しない宣言、
ママチャリとバスでこれから一生田舎で暮らすみたいな致命的に御終いな雰囲気と
相方さんの行動のありかたを知るたびにそこからボクは正直移住ブルーになっていった気がしてる。

もちろん、そのときの環境や運・不運も関係してくるけど、
それでもそういう不安を取り除くフォローは一切なくて
ボクは彼のそんなところがなにか他の人とは違う気がして言い知れぬ怖さを頭のどこかで感じていた。

そのころは『ボクばっかり大変』が口癖だった相方さん・・・

ひとりで先に行かせて申し訳ないなと思いつつ協力者の方に話を伺えば、
バイト以外見る限り何もしていないそうで何がそんなに大変なのか?分からないとのこと。

店用にいただいた植物類も気に入らなかったのかすぐに枯らしてしまったのを見て
悲しくなったとボクに言いにくそうに話してくれたりして(涙。

移住は暖やかで豊かな時間を得ることができるがその反面、スローライフをエンジョイするには
土地の人や移住者同士の繋がりはことさら大切にしていかなきゃいけないのに、
『自分は正しいよね?』の主張ばかりでそれを分からない相手に対して一歩も引かない相方さん。

余所者を受け入れるのに時間がかかる田舎での生活は、客商売をするなら人一倍無用のトラブルは
普通はどんなに理不尽だと思っても避けるものなんだけどなあと思いつつ。
田舎は尾ひれのついた悪い噂を流されたら商売にモロに響く、人の口に戸は立てられないのだから。

あれも足りない。これも足りないと不便に耐えている様を伝えてくるけれど、
それは相方さんがローンを借金だと言い捨て全額自己資金で家を建てたツケがきているわけで。

余剰金の確保がいかに大切なのか、心配で最初にそう話したのに最後まで分かってはくれなかった。

遠距離での関係の持続よりも、濃い一瞬の方のほうへかんたんに心変わりしちゃったんだろうな。。。。
相方さんは東京にいたころから寂しいからと他の男と寝ては梅毒をボクにうつすような人だったから
またか!という落胆はあれど新しい男ができたことにいまさら驚きはない。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

そもそも自分の移住がズレたのは相方さんの事業プランが机上の空論だということに気がついたから。
だいたい家を建てて彼の手元に残る資金が聞いてたよりずっと少なくて(というか二か月の生活費程度)
めちゃくちゃショックだったっていうのもある。そのくせ大きな買い物をして資金を減らす始末。

開業準備の必要資金の内訳など彼はきっと考えたこともなかったんじゃないのかな。。。
話すたびに理想は語れどじゃあそれを達成するための行動はどうすればいいのか?という
いちばん肝心なところが彼には抜けていた。

彼の親がその業種の経験があり小さいころから見てきた、だから大丈夫!と自信満々に言ってたけど
よく聞けば無店舗販売のような形態でしかないしそもそも時代の流れからして通用する知識ではない。

しかも、諸費用がかかる実店舗経営とは信用を得る意味でもランニングコストも
彼が思っている以上に大きく変わってくるわけで、彼はなんとかなるさ程度の認識しかなかった。

しかも二人ともHIV・・・・・

ボクは彼が一向にしようとしない事業計画書を自分で作って運転資金と開業資金の細かな算出をし、
実際のキャッシュの流れについてけなくなった挙句、資金繰りがショートしないような計画を立てて
そのうえで事業活動が病気でコントロール不能になることも想定してその不安を解消するための資金も
自分の中で納得できる額をあらかじめ算出していたんだけど、これをおざなりにしないコトがいかに大切
なのかボクは経験上それを痛いほど分かっていた。

二人いて成り立つ事業はどちらかが欠けると成り立たない、かといってどちらか片方が倒れたときに
単発的にアルバイト等で凌いだとしてもそこは見渡す限り海に囲まれた自給640円~の片田舎、
自分が考えているようなイザというときの安心には確実に程遠いことは明白だったりして。

だからあと一年、こちらで仕事をさせてほしいとボクが提案したことでボクの移住は一年のびた。

相方さんはボクの仕事には無理解な人だったからあえて言わなかったけど、資金を少しでも増やしたくて
実は3つのプロジェクトを個人名義で引き受け日々の激務をこなし続けていた。

ボクがここで踏ん張って頑張れば二人の夢に近づくのだからと
寝る間も惜しんで死に物狂いで働き続けた・・・

気がつけばこの1年無休だったけど頭の中で店が成功し彼が笑顔でいるシーンを思い浮かべてたから
徹夜などもめちゃくちゃあって体力的にはかなりキツかったけど苦ではなかったな(涙。

仕事の中身が数か国同時展開の仕事なので常に頭がキャパオーバーなそんなギリギリの状態
そんな中、なんとか開業の準備も着々と計画を立てて進めていた。

彼にボクはたかが自営業の取締役、籍を抜いたり会社を辞めるのは簡単だろ!と怒鳴られたことも。
しかし取引先は誰でも知ってる有名企業で厳しい守秘義務も、違約金も生じるような仕事をしているせい
で自分の会社の引継ぎをしながら税金問題などをきっちりクリアし、関係各所に出向き自分が抜けるた
めの根回しを進めながら任された通常業務をこなすのがどれだけ神経をすり減らして大変なのか
零細企業ならではのそんな苦悩も彼は最後まで理解を示そうとはしてくれなかった。

でも頑張ったおかげで開業にも運転にも事欠かず、さらに上記にあげたリスク回避のための資金も
なんとか計画通りの目標額を達成することができたや(汗。


6月に入るとなんとか仕事の合間にも少し時間を捻出できるようになったので、
そこから買い付けがまだできてなかった業務用品の購入と引っ越しの用意をしながら、
なるべくプロと遜色のない一定の品質の商品を提供できるよう某スクールにも通ってみたりしていた。

相変わらず休みが取れなくて常に仕事や開業準備に駆け回っていたせいか、
過剰なストレスにヤられたのかは分からないけど、そこでHIV以外の病気も発覚。
多少身体的に不自由な問題はあるけどもう少し発見が遅くれたらヤバかったらしい。。。


そういえば、彼はそこでバイトをしながらボクに
『ここでバイトして生活費を稼ぐために会社辞めたんじゃない!』と愚痴っていたけど、
彼は自分のことばかりで本当の意味で僕の心配などしてくれたことなどなかったな。

本来はボクが移住するまで一年あるんだから地元の人との人脈をシッカリと構築しながら、
その土地でやってる移住者の会に入って移住者との親交を深めていったり
知人が提案してくれた仕入先への紹介を受けいろいろ回って欲しかったのに
長い準備期間があるにも関わらず彼はボクがいないことを理由にソレをやろうともしなかった。

こりゃ内助の功で支えなきゃダメだと知人を介してだがボク自身がそこでの人脈を広げた。
またオープニング時から閑古鳥にならないように彼が知らない裏で実はいろんな人が宣伝まで
してくれててそのおかげでボク自身、開業することや相方さんの態度に対して
少しばかり恐怖心が和らいでいくのを感じていた。

いま、その人たちへも申し訳なくてどう言い出そうかすごく悩んでて。


人の気も知らないで彼はバイトが休みになれば住んでるとこを脱して、
わざわざそこからバスで片道一時間以上かかる繁華街へ行ってたみたいだけど
(そこにはゲイバーもあるし、彼がひとり旅の旅先でボクに浮気がバレた男とのエッチも
その繁華街だから彼にとってすげー魅力的なとこなんだろうな)なんだか疲れたや・・・・・。

きっとボクは口下手だからボクの気持ちは彼には伝わなかったんだろうけどただただ哀しい。

彼には事業主として成功してほしかった。
その土地で自分の知人が店舗を構え繁盛店として何年も経験してきたこともあったのと、
ボク自身が他業種とはいえ15年間自営業をやってきた経験値があることもあって
分かりきってる破滅は彼のために避けなければと心を鬼にしてあれこれ諭してきたのだが
ボクのいうことに多分ムカついてたのは電話口からもメールの文面からも見てとれてた。

彼を見ているとね、ただイエスマンが欲しかったんだとおもうんだ。

サラリーマンだった彼は事業主がどういうリスクを伴うのか経験していないからこそ
自分の経験から計画的に一年先の開業に変更しようともちかけたのも今になれば
すっごく気に入らなかったんだと思う。

だからコイツとやれないとボクを捨てたんだろうな。。。
ま、ぶっちゃければ離れている間に新しい男ができたんだと思う。
そういうことにはボクはちゃんと気づくのは知ってるハズなのに最後までコレかと。

知人に言わせると以前からこれが必要じゃないかなといろいろ差し入れしたときに
訪問をウザそうにしてて家の中にも招き入れないから誰かいるんじゃないの?と思ってたそう。

それはどこかで薄々ボクも感じていた。

それでも自分も至らないところもあるだろうから、少しくらいのオトコ遊びは気づいても
知らないフリしてやっていこうかなと自分の心の中で折り合いすらつけてた。

だけど知人に様子を見てくれるように頼んで知人は連絡を取ってくれたが彼はそれをシカト、
9月末に引越予定だったのだが一足先に送った彼への贈り物(誕生日だったから)すら
受け取り拒否だったことで彼のボクへの気持ちは分かった。
別れすら言えない人なんだなと心底呆れたけれどもういいや。
ボクのいないところで知らない誰かと幸せになってください。

あらたな門出を夢のあるものにしたくて、業務の核になるものなので全てキッチリ揃えてあげたかった。
梱包され船出をまっているしめて数百万円ぶんの業務用品が引越前の部屋でうず高く積まれている
のを見ていま途方にくれている、というか思考停止してしまっている。

大々的に辞める宣言までしていまさら会社には戻れない。
この年で行方も知らぬ根なし草決定ってかコレ。そうなのかコレ。

はぁ。。。。


とりあえず業者に業務用品の買取査定の依頼をしているけど
どれだけ新品でも買った値段になんかならないだろうなあ。。。。。

わんこ達の名義もすでに前の相方さんに変えたし、会社の人達も可愛がってもらっていたから
前の相方さんと半々で見てくれることになったのでわんこ達の心配はないかな。

でもこれで名実ともに本当のぼっち。

会社の人達に迷惑はかけたくないから1か月の間になんとかしなきゃ。
なのに心にぽっかり穴があいちゃって動かなきゃいけないはずのに同じ場所から動けない。



いまはただなにも考えたくないや・・・・






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