全てをなくして

2014/10/05

HIV・AIDS

t f B! P L
みなさんこんばんは。
書くと少し気が紛れるんで今日も書いてみたのだ。


神経系の病気は早期発見や予後にだいぶ個人差が生じるけど
慢性的な辛さに悩まされるのは程度の差はあれどみんな同じだったりして。

起き上がる気力もなかったが本日はリハビリもかねて予約していた整体へ。
施術してもらうとだいぶラクになった気が。


自分にとって最善の医療をチョイスするのはある意味博打に等しい。
どれだけの患者が自分の病気の見通しを明確に理解できているのか、
医師の発する言葉から病気がこれからどうなっていくのかひも解くのは一般のボクらには難解なのだ。
だからこそ自分に合った医療や医師に出逢うのはとても大きい意味があるんじゃないのかなって思う。

症状の消失は=決して治癒だというわけではなく、サイレントキラーよろしく危険因子が
ジワジワ神経細胞を浸食する可能性が高いわけで。

HIVだけでもアレなのに再発の防止の意味もふくめておかげで
長期のスパンでこっちの病気とも付きあっていくはめに。

幸い後遺症自体は軽いレベルだから改善に期待が持てるけど、
ひとりでいるとどうしても気持ちの沈みがハンパないや(汗。


昨日ブログを通じて何人かの方々からメールをいただいた。
前回の更新が約1年前なので生きていてくれてよかったとボクのせいで泣かせてしまった。。。


また、自身の経験談からボクを励ましてくれたりする方もいて。
自分にそんな価値はないんだと申し訳なかったけど本当に嬉しかった。


ありがとさんなのだ。


仕事に関して戻れるなら戻ったほうがいいとアドバイスをいただいたけど
かなり特殊な仕事なんで後遺症を考えたらいまはどうしても戻れる自信がなく。
全てを失いはしたけどもう少し気持ちが落ち着くまで考える時間がほしいかなって考えています。


街燈に照らされた雨傘、遠雷を聞きながら家路を急ぐ人々、下りた遮断機の前で所在なく点滅する心。
身を知る雨のなかでうたた寝したら なにもかも忘れられるかな。


ああ、、、、もっと素直な人間になりたいや。






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