壁ドン萌えに初期不良を起こしてみたい今日このごろ。
作ってたキャラに無理が生じて、パクリだろ!とか言われるキャラクターが愛おしい。
うららかに晴れた秋の日、とてもいい季節ですね。
微熱になったからもう動けるし、お洗濯日和ってことで洗濯機に洗濯物を放り込んでスイッチを入れた。
その間に掃除機をかけたり、朝ごはんにホットケーキを焼いたりして結構充実してたり。
王様のブランチ見ながらお昼近くまでウトウトしてたら電話が。
誰かと思えば会社の人たち、お昼をボクと一緒に食べたいらしい。
車で迎えに来てくれたけど、なぜかそれぞれの奥様たちもいて意外と大人数で驚いたのだ。
店についてオーダーして、いろいろ世間話してたんだけどどうやらみんなボクのことが心配だったらしい。
移住がダメになってから、ずっと表情なくて能面みたいで怖かったって。
失踪しそうな雰囲気だからみんなでソレとなく監視してたと聞かされて言葉も出なかった。
自分のメンタルなんて自分じゃとうてい分からない。
なんでもないように振舞ってたつもりだったけど、とんでもなく異常な状態に人には見えてたみたいで。
実際、感染を知ったときにみんなの前から消えて一度死に損なってるからそりゃあ心配するよな・・・・
どおりで毎日やたらと差し入れがあったんだなと今さらながら自分の鈍さを恥じたりして。
辛ければ頼っていいんだよ。
うん、ありがと!
・・・このままふいに顔をあげたら、こらえてた涙が決壊しそうで
だから下を向いたまま、ぶっきらぼうに返事をしてガッツきながら食べ続けた。
鰻の味なんかぜんぜん分からなかった。
おせっかいで、無駄に熱くて、口が悪くて、仕事に一生懸命で、愛すべき頑固オヤジたち。
強がってたメッキがはげて正体があらわになると心もとなさ過ぎてその場から逃げ出したくなるや(汗。
年齢の違い、考え方やモチベーション、今までの経験などの有無から
互いに得意分野を生かし、それを共有する機会を作ろうとみんなで会社を起こしたのが15年前。
ちゃんと表舞台に立たなきゃアレなのに、講演会やプレスイベント、
依頼が来るたびにあがり症だからって理由でにべもなく断ってた。
他の業者よりも多く仕事をして目立つ実績を上げたいのはどこも同じなのに、
誰かと競争して勝つような強烈な闘争本能が自分にはないから申し訳なく思ってた。
それを文句を言わずにずっと支えてくれた人たち。
コントロールの効かないクライアントの要求にストレスを抱えながらいつも完璧に応えてくれた。
リーマンショック後、資金繰りが悪化して傾いたときがあって自分の資産をかなり会社につぎ込んだ。
移住すると決めたとき、会社を解体して自分の資産はできるだけ取り戻そうかどうか迷いに迷った。
・・・でもそんなことしなくてホントによかった。
一緒にやってきた人たちがこのまま会社を維持していくほうが何倍も嬉しかったし、
共に駆け抜けた長い長い時間の方が自分にとって財産だったから。
みんなボクより一回り以上年上だけど・・・たしかに戦友だ、うん。
たとえ恋人がいなくても、たとえ人生を共にする伴侶がいなくたって
周りにいる人の優しさに触れると、それだけで生きてける気がしてくるから不思議です。
ありがとさん。
心から感謝してます。