ハンドメイドな一日

2014/10/12

日常のはなし。

t f B! P L
みなさんこんばんは。

台風の影響なのかだいぶ涼しくなりましたね。


ここんとこボクの中でハンドメイド旋風がキテるんでこんなときは冬眠モードでおうちでのんびり。
使わないということでほぼ新品のミシンをいただいたのでちょっとした乙女気分。


今日はリネンとニットの異素材を組み合わせてブックカバーとクッションカバーを作ってみたのだ。
初心者スキルでもなんとなく形になっちゃうのがミシンのスゴイところでもあり、
ミシンで底上げされた自分の技術を勘違いする怖いところでもあるからハンクラ道は奥が深い。


同じものは二つとない一点もの感はささやかな日常のエッセンス。
何かを習得するということはその制作時間も含めて実に多くのことを教えてくれる。


元々がそんなに器用じゃないから完成まで漕ぎつけると
自分で作った物なら愛着が湧くしマジでめちゃくちゃ嬉しいや。


でも、自分で何かを作り始めるとふとした瞬間、
子供の頃に満足できなかった未消化な思いがココゾトバカリ音を立ててがなりはじめる。


子供のころ、可愛いキャラクターやアップリケの付いた手提げかばんや上履き入れがすごく欲しかった。

なのに飽きがこないから、ずっと使えるからという理由で
なんか地味なカバンをいつの間にか母親に持たされてたっけ(汗。

現実をただただ目の当たりにして泣けたのを今でも覚えてるや。
親からすればその時限定の流行かもしれないけど、子供は『みんなも持ってるから』にめっぽう弱い。

超合金ロボ、スーパーファミコン、バーバリーのマフラー・・・・
子供ころの流行は一種のムーブメントだったりするので図らずも共通の話題ができてしまう。

そしてそれは端から見れば学生服の腰パンのように少しばかり珍妙な物に映りやすもので
子供にしか分からない独特な世界だったりするのだ。

だから時が流れて、昔と違ってジェリービーンズの人工的な甘さが受けつけなくなったのは、
ボクがオジサンになった動かぬ証拠なのかもしれない・・・・(笑。


変わりゆく時の流れを眺めるのも、それはそれで趣深いけれど。


・・・・・大人になるとみんな子供の気持ちを忘れてしまう。
そして気が付けば親と同じことをついしてしまう。そんな人って多いんじゃないかな?なんて。


パイロット、野球選手、お花屋さん・・・・・
ボクはなりたかった大人になれたんだろうか?


ボクにも数えきれないくらいいろんな夢がありました。
いくつになってもあのキラキラした気持ちは忘れずに持っていたいな。



子供の頃のボクに笑われないように。



今見たらクッションカバーにわんこがヨダレ拭いてるや・・・・・






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