色彩を持たない村上春樹

2013/08/20

日常のはなし。

t f B! P L
みなさんおはよーさんなのだ。



最近、手の痺れが気になったりしていろいろ調子が狂ってます。。。ちょい様子見かな。
むっきゃー。相方さんのお部屋でエロDVDを発見しちゃったや!!!


でもいいのだ。そのうちカリスマディレクターなボクが装いもあらたに『がっちびほーぷくん』
なんて涙もののカワいいDVDに、ちゃっちゃとリファインしちゃうんだもーん。


なんつって。



今日は"ハルキスト"の知人に『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』を、
ぜったい面白いからとなかば無理矢理に押し付けられちゃったや(汗。


・・・売れるは正義。


相も変わらずこの人のことを評する芸能人の人たちのコメントは
なにも有益なことを成さげな画一的な『絶賛』で埋め尽くされているのが少しだけ怖いや。


もうね、玄人感だそうとつけたタイトルを見ただけで、
いつものファッションアイテム的なチャラいお洒落感(あくまで感)が浮かんじゃって・・・
素敵すぎてなんだか泣けてきます。


そのうえ『巡礼』とかね、辛酸をなめたことのない富裕層のインテリ孤独ごっこじゃ、
同じ想いを共有してみたくとも中々そうはならないのがちとツラいところ。


もきゅん・・・食わず嫌いかもと読んではみたものの衝撃的なつまらなさ。
もはや踏み絵に使える気が・・・お会いしたこともあるけどボクにはやっぱり肌に合わないのでし。


ノルウェイから何一つ変わり映えのしないあざとさ×意図的なリドルストーリーに対して
アクメを感じてるであろう作者のしたり顔が容易に想像できるから不思議、夢に見そう・・・ヤバい。


登場人物のディテールがつねに曖昧な代わりに、読んでいるこちらが恥ずかしくなるようなメタファーを
さも名言ぽいモノにまで祭り上げてしまう手法はこれぞ村上文学の真骨頂ってな気がしてる。

リアリティとファンタジーのはざまで。
人間の人間たる所以はこうあるべきだ的な既視感バリバリなプロットと
お得意のシニカルな世界観の構築はすでに前時代的でもあり、
まるで金太郎あめのようなアノしつこいお味に対しては、もう食べれません、
ごちそうさまって感じにボクとしてはどうしてもなっちゃうのだ・・・・。


『非現実的な夢想家』村上春樹、
それでもファンが勝手に深読みして考察してくれるから実際とはかけ離れた
肥大したモノになってるわけで、田中クリスタル康夫といつもダブって見える
のは、これまたボクだけなんだろうか?


・・・・・・・・


『ナビマスター』なみなエロ描写はすでにお家芸にまでなってるから
できたらどちらかといえばコレはエロ本と位置づけたい、そんなきぶん。


DV、レイプ、妊娠・・・作者や石原慎太郎といったメディアに頻繁に登場する人たちは、
判で押したかのように劣情を催させる鬼畜な表現がスキなのは一体なぜなのか?
どうしても興味はそっちの部分にイッちゃうのだな。


相方さんもこの人の本ダメなんだよなー。
豊かな時代を謳歌したあの世代特有の無責任な匂いが鼻につくらしい。


舞台作品は舞台で完結していいと思った
『その夜の侍』を見たばかりやからかなり久々に毒づいてしまったや・・・

新刊騒ぎをボジョレーヌーボー解禁に例えていたけどいい得て妙な感じなのだ。

だが売るためのその戦略は目を見張るものがあるわけで
『確固たるブランド 売るための10のヒント』なら読んでみたい。


村上ファンの人ごめんなさいなの。


食べログとかでもそうやけどやっぱり自分の目で自分の舌で確かめな、流されてはアカンのや。なんて。
そんなボクの家では病院マークのあのベストセラーがなぜだかソファーの上に所在なく転がっていやす(汗。


おっし!!口直しに本屋行くぞ。



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