俺のこの手が真っ赤に燃える！
口をふさげと轟き叫ぶ！！
ほーぷシャイニング フィンガァー！！
振り向けばソコはまばゆいゲロの道。
腐海の底のようにキラキラと輝いてものすっげ美しい・・・
あの下にはきっと瘴気のないきれいで
メルヘンな世界がどこまでも広がっているにちがいないのだ。
ほら！！ムシゴヤシが午後の胞子を飛ばしている。キレイ・・・
マスクをしなければ５分で肺が腐ってしまう死の部屋なのに…
昨日からつわりが酷くて気流が乱れて上手く飛べない。もしかしてコレって。
おかまなら誰でも通る試練『アナタの子を産みたいシンドローム』とか？？
Miss You メーヴェ ちいっとばかし違うかも？？アレレレみたいな？？？
もうね。不協和音を奏でながらナウシカを歌ってみてもいっこうにね翔び立てないわけで、
それなのに、口から舞い降りたらやさしくつかまえて♪なんて言ってる巨神兵なあいつらに
『その者蒼き衣をまとい金色の野に降り立つべし…』とかホザきながら虚勢を張ったところで
その背後に待ち受ける過酷な現実には幾人たりとも決して抗えないわけなもんでしょ？
ムムム・・・こうなったらとっておきの秘策をば。
人と人つなぐ魔法みたいな言葉 ポジティブシンキング Tacata'
酸いも甘いも 知ってるんだもーん ユニバーサル言語タカタ タカターッ！！！
・・・・・・・これじゃまるで来世まで厭世的なきぶんなのでし。
恥をしのんで呪文唱えたってのに待てど暮らせどアダムとイブとタカタはやってこない・・・
まじでヤバい、ジブーンタチノー？ オリージナリティー！！ とかドヤ顔で言ってる場合ぢゃないや。
あうー。ゲロの後始末ほど虚しくなることはない。
仕方がないからポンポンをさすりながら『私の・・・赤ちゃん』って。
そんな素敵なアンソロジーを披露しつつ、そこはササっとお掃除しましたぜ。はい。
でもね。吐くだけ吐いたらだいぶ楽になったわけで。はい。
もはや、このお口からこぼれるのは凛々とした鈴の音のごとし
リリカルでカワいいみんなの憧れ的なほーぷくんボイスだけなのでし。
風だ！風が戻ってきた！さすがですほーぷ姫。なんつって(汗。
今日は夜から相方さんと待ち合わせなのだ。
『・・・はぁはぁ、ごめんっ待った・・・よな？電車が遅れちまって悪りィ』
『ボクも、さっき来たところだから大丈夫。』
『なんだ、謝って損したぜ。』
『う･･･相方くんのいぢわる！！』
って。服の裾をカワいくつかみながら、
手…、繋いでもいい？ってゆーアソビができるじゃん！！！
・・・・・埼玉某所。カレー目指して三千里、
ここは都内からでもお客さんが絶えない知る人ぞ知る店。
店名を書きたかったものの。よく考えたら貸し切り状態なうえ、
何度か通ってるうちにいろいろ覚えてもらったんでさすがにバレバレかなと。
今日はラム肉のカレーと、角煮カレーを注文。
普段は予約で埋まっている店内も、マスターとボクらだけという
贅沢な空間に否が応でもテンション上がったりして。
イケメソさんな店主は。
さすがはスパイスの学校を出ただけあって、
配合の絶妙さと奥深い上品な味わいに驚いちゃうのだ。
ラム肉も臭みがなくてとろとろ角煮はめっちゃうまで
ボクはこれほど美味い角煮を沖縄以外で食ったことないや。
スパイスと香草リーフの奏でるカレーは、
インド風でも欧風でもないオリジナリティー溢れるここだけのカレー。
人間は美味いものが喰えるのなら、
地球の果てまでもソレを追いかけていくんだとあらためて思ったや。
大絶賛されてるのも頷けるのだ。
とても満足した一日になりました。幸せ。
マスター、ありがとさん。
おやす眠。
