…杉並区荻窪
ここにボクが必ず行くはちみつ屋さんがあるのだ。
密集した住宅街の中に、ひょっこりっと現れる『Mère De L'abeille』本店。
『みつばちたちが働くのはね、ぼくにみつを食べさせるためさ!』っていう、
そんな鬼畜なくま気分が味わえるハチミツだらけのお店なのだ。
世界中の養蜂家から集めてきた色とりどりのハチミツは、その色や香り、味はもちろんのこと、
土地が違えばそれはまたまったく違うものになってしまう・・・蜂蜜ワールドとは奥がふかい。
ここには蜂蜜のソムリエさんがいて。
ハチミツを選ぶ楽しさ、使い分ける楽しさをレシピなんかも添えて教えてくれる。
テイスティングもさせてくれるんで、実際に口にして自分の好みを知ることもできちゃったりして。
ボクらはハチミツといえば花の蜜を連想するけど、
実は花の蜜はショ糖と同じ糖分で構成されていて。
それをミツバチさんの蜜胃での酵素を加えるひと働きで、
なんとっ、ブドウ糖などの単糖類に驚きのジョブチェンジをはたしちゃうのだ。
そのうえ。新生活応援レベルアップキャンペーンで、
糖度が20%から80%に変化しちゃうってんだからカビも防げていいことづくめ。
ボクらが口にするまでの手間を考えると。
自然の天才調合師、ミツバチさんの絶え間ぬ努力にはほとほと感謝なのだ。
惜しむらくはビンが小さいことかな。
行くたびもっとデカいビンでほしーと、食いしん坊なイカホモくまが喚いていたりするわけで。
ハチミツも手に入れたしってことで、相方さんと電車で東高円寺に移動。
いつも混んでる川中屋に予約をいれてたんで行ってきやした。
ここは地元に愛される繁盛店でなんといっても焼き鳥のコスパがすげえ半端ないのだ。
なんとっ。レバー、砂肝、せせりにやげんやぼんちりなど、
1本80円~100円で炭焼きの焼き鳥が喰えちゃうわけで恐ろしい。
うえっぷ。喰ったどーってことで幸せな焼き鳥デートなのでしたっ。
おやす眠。