みなさん。こんばんはなのだ。
南アフリカ:HIV感染者、世界支援の継続呼び掛け
http://mainichi.jp/select/world/europe/news/20100705k0000e030009000c.html
サッカー・ワールドカップ(W杯)を開催中の南アフリカ・ヨハネスブルクで
このほど、南部アフリカ各国のエイズウイルス(HIV)感染者でつくる
サッカーチームが集い、大会を開催。
「前向きにHIVと共に生きる我々に、世界からの支援の継続を」と呼び掛けた。
HIVと共に生きる。これほど多くの人が性別や年齢とゆー枠を越えて一堂に会し、
フィルターをかけずメッセージを発信することって、今までそんなになかったよーに思いやす。
南アフリカといえば。ジェイコブ・ズマ大統領が、過去にHIVの女性をレイプしたと
トンデモ発言したことはまだ記憶に新しいわけでして。
すぐにシャワーを浴びたんで大丈夫っすなんて、
国家元首でさえこーなのだから女性の地位がどれほど低いのか分かるのだっ。
男性の四人に一人がレイプ経験者であり、伝統的な男性優位主義の概念が浸透しているため
に犯罪だとゆー意識が低く、また処女とのセックスがAIDSを完治させるっていう、
そんな都市伝説がまことしやかに囁かれている国やからレイプが無くならないんす(涙。
それが、病気のアウトブレイクを拡大させてたりするもんだからすっげー哀しいや。
HIV対策資金の拠出が減らされている現在、お薬が行き渡らないとゆーことは
その人たちにとって、生きるか死ぬかの瀬戸際になってきます。
また、医療機関へのアクセスが無い人もまだ多く、
健康格差に苦しむ人たちが後を絶たないのが現状だったりします。
有り難いことに現在、HAART療法によってHIVの増殖をコントロールし、
ウイルス量を検出限界未満にまですることで発症をさせないという医療が進歩していて、
ボクたちはその治療を受けられる環境下にあります。
世界支援の継続は、こーいった持続的な治療を受けることができるための一筋の光であり
この日本に生まれ、お薬が確保できない怖さというモノを知らずに今日までこれたのは
本当に幸せなことなんだなって心からそう思います。
めちゃめちゃ感謝っす。
話しは少しそれちゃうかもだけど、実は数日前にすげえ嬉しいメッセをもらいやしたっ。
ポジティブ(陽性)の知り合いの人を支えよーって、その気持ちに胸をうたれちゃって。
読んでて泣いちゃいました。
改めて書くのはどーかなって思ったんすが、前の相方さんと付き合っているときにHIVが
発覚したボクはすぐには病院へは行けず、ずいぶんと遠回りをしちゃいました。
前の相方さんとは12年一緒やったけど、つき合って一年もせずボクに触れなくなって。
相方さんが他の男と遊んでるのを黙ってやり過ごすうち、相手の男に対する憧憬と
羨望の入り交じった情けない気持ちに嫌気がさして、悩んでいた時期やったと思います。
10年近くがあっという間に過ぎて。
いつしかボクはぬくもりを外の世界に求めるよーになってました。
ある意味相方さんの代わりで、一時のぬくもりがあれば大好きなままでいられたから。
そんなことが続いたある日、感染が発覚して。
ハッテン場には行かないし、数人との関係で感染なんて・・・・
なんで自分だけ?って最初はめちゃめちゃ堕ちまくりだったっす。
今なら理解できるけど、この病気の持つ怖さって決して人数や回数じゃないんだな。
その時。既にいろんな症状が出ていたんすが、恐くて行けなかったばっかりに
カラダには傷跡が残っちゃったり、目を痛めちゃったりして、
いつ回復するか分からないような爪痕をたくさん残しちゃいました(汗。
検査方法や治療方法に関する情報は知ることができても。ほんとはそれらと対となるべき
感染者の日常が見えてこないっていうのは、やみくもに不安を助長させるだけなんだなって
考えることがあったりします。
未来がイメージできないから、感染したら終わりって自分を追いつめちゃう人がいます。
また。ウインドウ・ピリオド期に検査を待つ人でノイローゼになっちゃう人がいます。
だから。これは感染してなくても、感染してても同じことが言えるかなってそー思うのだ。
早く検査すればするほど、早く病院で適切な治療を受けるほど、苦しまないで済むことって
きっとたくさんあります。だから、その方が早めに病院へ行けて安心できるといいなって。
今夜は七夕。笹の葉はないけれど短冊にお願いごとを書いてみちゃったり。
相方さんがずっと健康でいてくれて、ボクの傍でずっと笑ってくれますよーにと願いをこめて。
相方さんは何をお願いしてくれたかにゃ。
ぐひひ。
おやすみなさいなのだっ。
※お願い
このブログを検索
ラベル
ブログ アーカイブ
リンク
Translate
人気の投稿
-
みなさん、こんばんはなのだ。 あのね、感染が分かってから、何回も繰り返し見てた映画があるんだ。 この頃は毎日泣いて暮らしてたさ。 フィラデルフィア 製作年度 1993年 上映時間 125分 エイズを理由に不当解雇されたある男と、 その逆にエイズ恐怖症である...
-
皆さんこんばんは。 今日は部屋中にたくさんのお花を飾りました。 冥福を願う。今日はわんこの命日だ。 流れてく時間の中で、僕はわんこ達を抱きしめることができた。 それは、かつて僕が心から欲しかった「家族との愛」だった。 見えているようで見えていないものから解き放たれた言いようのな...
-
今日は世界エイズデーです。 みなさんはレッドリボンをご存知でしょうか? 国や性別、目の色や人種を越えた赤いリボンをシンボルにした世界的な運動のことです。 赤いリボンにはエイズで亡くなった人々への追悼の意と エイズへの理解と支援への願いが込められています。 ...
-
みなさんこんばんはなのだ。 あううう。最近目に見えて白髪が増えて。 奇跡 夢 真実・・・輝く銀色は幸運のしるし・・・・ 白髪なんてジェット気流に乗ってどこかに飛んでけーなのですこんにゃろ。 数年前まで20代前半に間違われてたのも遠いむかし、 いやはや三...
-
みなしゃん。こんばんわなのだ。 あちぃー。今日はめっちゃ暑かったっす。 相方さんとメールで通電しながら、だるだるになってましたぜ(笑。 アフリカのエイズ患者の死亡率はこうして減った!奇跡のプロダクト(RED)プロジェクト http://www.cinematoday...