みなさん。こんばんにゃ。
朝からお仕事やったんだけど、夕方相方さんと映画を観てきたよ。
すっげ観たかったインセプションっす。
ダークナイトより壮大なスケールで描かれた完全オリジナルのノーラン監督最新作。
幾重にも織りなす深層心理の世界、無限の時間軸の中を彷徨いながら
自分を知るという自分探しの旅のよーなもので映像にするとめっちゃすっげーのだっ。
夢の世界へダイブするってプロット自体は、多くの人が一度は思ったことあるはず。
しかし、このインセプションはその想像を遙かに超えたこれまでにない斬新な世界観なのでし。
演出はシャープな切れ味かつ難解で、それでいて娯楽の要素を損なわない非常にバランスの
いい作品に仕上がっていやす。
今まで見たことのないだまし絵的な映像の数々に、うおーって声が出まくりなのだ。
夢は自分を映し出す鏡であり、自分と対峙することで希望を見いだしていく。
複数で夢を共有した夢の中の階層は。意識とリンクしていて、
それぞれの世界に干渉しつつやがては１つの流れにたどり着いていくから面白いっす。
また。夢の中では時間の経過が遅いというディテールは、
夢と現実の境界線を曖昧にするため、一歩間違えれば虚無の世界へ堕ちてしまうんだ。
夢は希望も地獄も作り出すことができるからこそ、
他人に意識を植え付ける行為はちょー危険を伴うんす。
それは。自分で得たモノでない他人が創りだした経験や意識によって、
その人のその後の人生そのものまで変えてしまうからなのだ。
うきゅきゅー。ライバル会社を解体するためにここまでするかって思うと、
産業戦争の未来を予知しているかのよーで見ていて恐ろしくなったや。
無重力の中でのアクションシーンや、夢の階層を越える際のスイッチの方法に
ごく自然ですっと入り込めるのはさすがノーラン監督なのだな。
ＣＧを極力使わないことが功を奏し、逆によりリアルなものへと昇華させていて
次ぎにどんな展開が待っているのかワクワクするんでし。
夢は見る人の感情に影響されるため、コブの妻にたいする罪悪感が他の夢に干渉して
窮地に陥っていくのだけど、妻を想い続ける男と、この世から消えてもなお彼の心の中で
生き続ける妻。そんな壮絶に哀しいラブストーリーも同時に進行してくのでめっさ泣けます。
観終わったあと。相方さんとふたりですっげーを連発しまくりなのだ。
もー１回みたい気がしやす。
もし。ほーぷくんが相方さんと夢を共有できるのなら、
いつまでも仲良しさんで一緒に暮らすそんなラブリーな夢が見たいっす。
んで、相方さんの目に映るほーぷくんが、いくつものプリズムが反射するように
いつもキラキラする意識を相方さんに植え付けちゃいます(笑。
記憶に頼らないで創造できる世界があるとしたら･････。
みなさんは何を創りますか？
ぐひひ。
おやすみなさいなのだ。
