土曜日、風邪もやっと全快ってことで、久しぶりに相方さんと待ち合わせです。
そんで、一緒に髪を切るために高円寺へ行ってきましたっ。
おやつのケーキを買って、家に戻ると相方さんがぶっかけうどんを作ってくれました。
たまごのとろーんとした感じが、うどんとほどよく絡んで絶妙にうまうまなのです。
相方さん。いつも、美味いご飯をありがとさん。
おちついたところで、おまちかねのトリックを観ながら大爆笑してみたり。
セクシーバスストップネタに笑いながら、浅野ゆうこさん素敵な女優さんになったなって。
・・・・・そのあと、前から観たかった母なる証明をみました。
グエムル・漢江の怪物のポン・ジュノ監督の最新作。息子を救うため東奔西走する母親の
静謐なる狂気がこれでもかってぐらい、スクリーンのなかで炸裂していて驚愕もんなのだ。
どーなるか予測もつかないサスペンス的手法は、今まで感じたこともないような
ある主の異様な空気感を醸成しつつ、少しも脱線することなくひとつひとつのエピソードが
のちに天と線で繋がってくるという監督のシナリオが見事でため息がでるくらいすげえんだ。
全身全霊をかけて。息子を信じよーとする純朴な母の愛は心を打たれると同時に
危ういバランスの上になりたっていて観るものをハラハラさせちゃいます(汗。
母とは何なのか・・・
無償の愛で暖かく包みながらも、息子のためなら殺人さえ厭わないという善悪を越えた
そんな領域で苦しみながらも、常軌を逸脱した彼女の愛情はやがて破滅へと向かってゆく・・・・
全編を通して漂う深い心理描写は。
まるで、哲学的な人生論を集約しているような密度の濃いものでとてつもなく深いのでし。
ちょっと怖いくらいだ。
そして。投げかけられた真実と嘘のテーマは、
全て冒頭の母親のダンスに集約されているのが最後になってはじめて分かるんだ。
安らぎと引き替えの母のしるし。
誰も幸せにならない、苦痛に満ちた救いようのないラストに向かっていくから
観終わったあとは、みんな抜け殻になること間違いなしの鬱映画です。
また、世界は抒情的なことばかりではないという、
人の内なる闇の部分をあらためて感じて思わず心が凍いちゃったのだ(涙。
さっ、映画も観たし寝よっかってことで相方さんが子守歌を歌いはじめました。
ねんねんころり ねんころり。
寝ぬ子は山に住む百舌が
さらいに来るぞ
○○○で串刺し
それでも寝ぬ子は
空気人形にホラ変えちゃうぞ
ねんねんころり ねんころり♪(嘘。
お疲れモードで先に寝ちゃった相方さんは『○○ピー』って寝言をくりかえすんでびっくり。
ほーぷくんはムッキーってなって、相方さんのほっぺを思わずぐにぐにしちゃいますた。
明けて日曜日、
あまりのぽかぽか陽気にお散歩がてら新宿御苑でのんびりすることにしました。
園内では、幸せにつながるグリーンな選択をテーマに
ロハスデザイン大賞2010が開催されていてそれなりに面白かったです。
竹を使った車椅子や、シャープ製の太陽電池×パナソニック製のリチウムイオン電池を搭載
したソーラーカーなど、なかなか面白い展示がたくさんありましたよん。
Lifestyles Of Health And Sustainability。
地球環境を考えながら、健康で心豊かなライフスタイルを目指しやしょーとゆーロハス。
最初は。言葉だけが先行しがちだったけど少しづつ浸透してきた気がします。
資源をムダにしない。そして、自分のできる身近なことから。
それが、一番なんだと思ったりして。
公園デートのあとは、インテリアショップ巡りで歩きたおしやしたっ。
おかげでふたりとも足が棒のよーになってげっそり(笑。
でも頑張ったおかげで用事はぜんぶ済みました。
んで。家に戻って、テイクアウトした大好きなカレーを食ってすぐに寝ちゃいました。
そして月曜の朝。
まだ人も少ない道路のまんなかで、お互いに行ってらっしゃいを言いあってお仕事へ。
清々しい空気を吸いながら、嬉しさと寂しさの入り交じった気持ちを大事に抱いて。
ぐひひ。
おやすみなのだ。
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