ディア・ドクター

2010/01/25

映画。

t f B! P L
みなさん。おはよーさんなのだ。

土曜日。相方さんと高円寺に髪を切りにいきました。
そこは組合さんが多く来る店で、なぜか二人組のイカホモにガン見されまくり(汗。

にゃはふたりとも仲良しさんつーことで、同じ髪型になったぜ。

そのあと。近くにカワイイ店を見つけてお食事。
おんなのひと1人で切り盛りするこぢんまりとした店。

食事も、スイーツもなかなか美味かったよん。

病み上がりなので、相方さんと家に戻って映画三昧でした。

ディア・ドクター。
製作年度: 2009年
監督:西川美和

僻地医療という問題点が、医者ではない主人公を通して痛烈に描かれていて。
都会であろうと、僻地であろうと病気の種類は同じことに変わりないことを思い知らされます。

代替医師の確保も極めて困難であるがゆえの物語。

死をテーマにしながらも決して重くならずに、緩やかな時間の中において
コミカル×シリアスが上手に融合していて、人が活きる意味を知ることになるんだ。

まじ。とてつもなく考えさせられちゃう暗い内容なのだ。

村にひとりだけの医師は村人から全幅の信頼を受けるが、
専門外の診療に対して的確な診断ができず・・・やがてその葛藤に苛まれていく。

これは。はたして演技なのか、アドリブなのか?

そう思っちゃうほど、笑福亭鶴瓶の自然な演技がスクリーンの中で際立っていた。
いままで。どんなにオファーを受けても断り続けてた映画の主演だそうで感動しました。

年輪を重ねたいまだからこそ。彼にしかできない役どころだったんだと思うな-。

街灯一つない村。日が昇れば起きて、日が沈めば眠る。
約24時間周期で変動する、本来あるべき概日リズムがそこには確かにあった。

希薄な都会にはない、人間らしさが溢れていて。

それはごく自然の摂理であって、電気というもんに依存しまくってる都会の方が
ちょっとだけその事に麻痺してるのかもしれないなって、そん時あらためて思ったんだ。

彼は村人から『神さま・仏さま』と尊敬される医師であると同時にムチャクチャな嘘つきであり。
でも。それは許してあげたくなっちゃう『優しい嘘』だったりしちゃうんだな。

映像のそこらかしこに優しさがいっぱいで、
その全てがキャッチコピーであるその嘘は罪ですか?に、集約されていくんだ。

ラストの終わり方は。主人公だけでなく、
村人ひとりひとりにとってはたまた観客である自分ならどうだっただろーか?

そんな、いろんな問題が投げかけられている終わり方で深い映画だなーって。



そのあと。テレビで、見逃していたデトロイト・メタル・シティを観てましたぜ。

先ほどとうってかわって、ふたりで爆笑しながら(笑。

冒頭のおしゃれ渋谷系のミュージシャンに、コーネリアスが出てきた時点で
クスッって笑っちゃったし、勘違いの度合っぷりがめっさカワイクて素敵なのだ。

あのころは。オザケンとかカヒミ・カリィとかいたよなーって思い出したや。

オーホッホッホ。オーホッホッホ。こんなんじゃ濡れねぇんだよっ!
ひょえー。その夜の丑三つ時に不気味な高笑い声がボクの隣から聞こえてきた。

それは。デスメタルの女王にメタモルフォーゼした相方さんの寝言ですた。
松雪泰子の台詞そのまんまで、まじで恐ろしくて殴ろうかと思ったぜ(笑。

日は変わって日曜日。

うおーっ!カレーの国の領土開拓つーことで。
新・印度料理たんどーるってとこに、ふたりで行ってきました。

TOKYO★1週間、週刊現代、TBS、日テレ、テレ朝など数々のメディア媒体に登場する有名店。
カウンター席とテーブル席が数席しかない店なので、一時間近く並んでしまいました(汗。

相方さんは 鶏肉の梅カレーにしたよ。
ボクは 鶏ひき肉とナンコツのキーマカレー梅干し添え。

どちらも梅干しが入ってるんだけど、相方さんのはカレーじゃないって言ってました。
キーマカレーも、梅干しが入ってることでめっさ不思議なお味になってました。

ごめん。並ぶほどの味じゃないや。

ライスを頼んだのに、途中で無いって言われ代わりにナンが出てきたよん(笑。
ライスもナンもルウの比率に対して山盛りで、もー食えねえってくらいの量なのだ。

うえっぷ。食ったぜ。ふー。
それから。電車に一時間近く揺られて埼玉の温泉へ行ってきやしたっ。

湖が一望できる露天風呂で、すっげえ眺めがよかった。
かなりのヒット。相方さんと一緒になって、楽しくてきゃきゃっ言ってました(笑。

しかーし。

年末から食いまくってるわりに、今年は一回しかジム行ってないんで
シルエットがむにょーって感じになっててものすごいヤバイの(笑。

その日の帰り道。『一緒におれんちへ帰ろうぜ』

相方さんのその言葉に。電車がくるまでのおしゃべりも上の空になってた(涙。
ガラスの向こう側に映る相方さんが滲んでなんだか上手く見えなかった。

流れていく電車に向かって。何回も、何回も手をふったんだ。

相手がいなくなった想いは。夕やけ空に寂しく吸い込まれていってポツンと取り残される。
傍にいたかったけど、また逢えるときまで相方さんのことたくさん想っているからね。

ガッツリ離さないぜって。俺のことをいっぱい好きになってほしーなっ。

まず。手始めにエロイ身体作りせねば(笑。

今日はいいお天気やねっ。おっし。頑張るぜ。


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