はじめてのゲイつかい

2013/08/03

ゲイの生活。

t f B! P L
みなさんこんばんはなのだ。


ボクがはじめてゲイの存在を知ったのは。地元の古本屋でなにげに見つけたバラ族という雑誌。
中を見開いたときの衝撃といったらなくて、でもそれ以降はその古本屋に近づくのさえ
ビビりだからできずにいたのだ。


坊やだからさ。って赤い彗星に笑われてはや20年、
悠久の時を経て満を持してほーぷくんは虹色のおかまのステージへ。


でもそこは。新宿は新宿でも新宿歌舞伎町だったわけで。


そんなことは露とも知らず足繁くソコへ通っていたほーぷくん。
ソコが二丁目じゃないと気がつくまでに一年という時が過ぎていやした。


ヤ印の親分さん?に声かけられて。
おつきの人間防弾ガラスの視線に目がかすみながらも一緒にゴハンを食べてみたり
寄ってくる女の人を。これがおこげなんだって、感激しながら歌舞伎町という街で
アホアホレボリューションをおこしてきたあの日のボク。


『安西先生  普通に出会いがほしいです』


そんな願いもむなしく。


ビッグス新宿ビルまえで、おじさんに5万でどう?とか言われたんで怖くなって逃げて
二丁目はじめて?って二人組にあまりにシツこくナンパされたんで怖くなって逃げて


・・・・ってあれ?、よくよく考えたら碌な目にあってないわけで(汗。


もうね。世の中に不満があるなら自分を変えろ。
それが嫌なら耳と目を閉じ口をつぐんで孤独に暮せみたいな?そんな声が聞こえそうな、そんな勢い。


二丁目は二丁目、ボクはボク、お互い干渉はこれからもナシにしましょうってことで、
二丁目に足を踏み入れるのがコレでさらに半年ほどばかり遅れてしまったわけなのだ。


やっと仲通りに行った戦果が、アレですよ、高2のときに心臓が飛び出るかと思った『バラ族』
周囲を気にしながらバラ族を買った途端、ウサインボルトなみに全速力で逃げて
世界堂辺りでその達成感に泣きましたとも。


自分の情けなさに(涙。


当時は都庁近くのマンションでひとり暮らししてたんですが、
寂しかったせいか近所のおばちゃんと仲良くなってて。


んで。無事にミッションをクリアした達成感からか、バラ族の存在をちょこっとだけ忘れたんだよね。

・・・・ほーぷちゃん、ソレって昔のマンガかしら?って。


もうね、やんごとなきバラの御姫さまはそんなことくらいでは動じないわけで、
バルス!って言いながらハダカの美奈子ばりにねさらしたのですよ。イチモツを。



仕方がないから世の中が創造するおかま定義をフル動員して、ボクはおすぎになりきりやしたぜ。

コワもての人に驚くような高額の愛人契約を提示されてみたり、
ストーカーと付きあってみたりと笑っちゃうくらいに話題には事欠かないや。


それでも。二丁目で1000円札出されて『ヤラせろ』なんて言われた相方さんよりは100倍はマシかと。


失礼な!!って憤慨してたけど、
人は努力と根性でここまで変われるとゆーことを相方さんは教えてくれましたとさ。ぐひひ。


そんな、ふたりがまだ20代のころなおはなし。

おやす眠。






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