若さは一瞬。

2021/01/23

ゲイの生活。 パートナー

t f B! P L

 皆さんこんばんは。


相方がヒゲを伸ばしはじめた。

会社での評判がいいらしく、毎朝やたら鏡を見てはニヤニヤしている。


あんなに伸ばさないことへの持論を展開し、僕が伸ばすことすら抵抗あった人が

今じゃヒゲトリマーなんか買って、いそいそとヒゲを整えるというこの手のひら返し。

まあもの凄く似合っているからいいけど、僕としてはなんか腑に落ちない(笑。


昔と違って、ビジネスシーンにおいてもヒゲは市民権を得た感じですよね。

清潔感の有る無しのボーダーラインは、短めに整えるのと面積の割合を考えること。

そんな感じだと僕は思うのですが、実際のところはどうなんでしょう?


誰しもいつかは若くなくなる。

年令という壁はときに厳しかったり、ときに優しかったり。


戻らない時間に支配されないで、人から見た幸せに執着しない。

自分が刻んできたことを信じられたら、本当の意味で人は輝くのかもしれません。


相方も若さに拘らなくなって、年相応に渋くて落ち着いた物を着るようになった。

彼はアラフィフで僕は彼よりだいぶ年下なんだけど昔より今の彼が好きです。


昔はどう見ても輩みたいな風貌だったんで(汗。

あんまりヒゲばっかり弄ってるんで頭ハゲてきたねーと言ったらしつこくて。


どうやらハゲたくはないようです、、、

冗談なので「ハゲてないよ」って言ったら本気でほっとしていました。


僕も中身のある大人になりたいものです。



さて、今日はリモートショッピングをしてみました。

多少のタイムラグを感じたけど、相談しながら一緒に選んでもらい中々楽しかったです。


過度に情報化された世の中ではあるけど、本当に欲しいものを見つけるのは難しい。

実際に店舗に出向いても何店か回ってから決めたいのに必ず店員さんに話しかけられる。


いつの間にか店頭にない物まで出されてしまうのでおのずと買ってしまう自分、、、、

だから猛ダッシュで目的地に行くけどその時はどうでもいい物を買う率が高い。


少し遠い程度の絶妙な距離感だとありがたいのですが本当に買い物が苦手です(汗。

コミュ障なんだから分かってくれよーと思っても、つい愛想笑いしてしまうのが悲しい性です。

ネット通販でも失敗することがあるんだからこれはアリですよね。



なだらかな道を上っていくと蕭条とした街路樹が続いている。

はるか向こうに潜む冬の断片図は、その淡い光を綴りながら夕凍に覆われていった。


郵便局の帰り道。

玲瓏たる雨に震える蕾は、その息吹の予感を朧気に知らせているんだ。


両親の声を聞かない時、僕の心は安らぐ。

脳をつんざくような怒鳴り声を聞いているうちに、

いつしか日々の生活音すら騒々しく感じるようになっていた。


今日は寒さも気にならないほどに雨音が心地いい。

気がつけば、しばらく帰りたくなくていつもより回り道をしていた。


先を急ぐすれ違う人。

影に滲んでいく建物。

そっと照らす街灯の明かりがいつもより暖かい気がした。


久しぶりに音楽でも聴いてみようかな。

そう思ったら少し気持ちが軽くなった。


もうすぐ相方が帰ってくる。

だから笑顔で迎えよう。




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