奥様の名前はほーぷくん。
だんな様の名前は相方さん。
ごく普通の二人は、ごく普通の恋をし、ごく普通の結婚をしました。
でも、ただひとつ違っていたのは……奥さまはヒゲ坊主だったのでした!
なんだかつかみも忘れてしまったみたいで・・・・
みなさん。お久しぶりっす。
朱の夜明けに月が浮かぶころ、
重い足を引きづりながらしょぼーんと仮の住処に転がりこむ毎日でした。
ビロード色の闇夜に照らし出された帰り道の街灯はぼんやり心もとなくて、
より一層の寂しさを醸しだしはじめたりするからめっちゃ切なかったや。
ここ数ヶ月は体調の悪さと、仕事の忙しさが交互にやってきて気がつけば季節はすでに秋。
あうー。ほーぷくんの夏はあっちゅーまに終わりやしたぜ(汗。
先月は相方さんと沖縄へ行く予定もキャンセルして。
急遽相方さんは寂しくひとり旅へ。
旅先でめっちゃモテまくり、めっちゃ誘われまくりだったみたいで
ほーぷくんは心配だったのだっ。
そんな消えいりそーな気持ちを奮い立たせ、保健体育の本ばかり読んでる
がっつりエロな相方さんの帰りをくうーんとシッポをうなだれながら、
それはそれはいい子で待っていたのでした。
でも。お留守番の最中は、メールで旅先の出来事を知らせてくれたり嬉しかったっす。
前の旅行でぐうぜん残っていたチケットの半分を見つめながら、相方さんのこと想ったりして。
9/26は相方さんのお誕生日やったけどその日も仕事で、
朝早くプレゼんとを届けただけで職場へとんぼ帰りしたのは辛かったな。
駅へ向かいながら、目の前数センチメートルを空いっぱいに泳ぐ葉っぱに
ほーぷくんのことキライにならないでほしいなってオマジナイなのだ・・・
嬉しい気持ちと不安な気持ちが入り交じる道のまんなかで、
人生の岐路に立たされている相方さんの支えになりたいと心から願うのだ。
相方さん。出逢ってから一年が経ったねっ。
中野駅のまえ。はじめましてしたときのこと覚えていますか?
東武動物公園でデート、井の頭公園でボートを漕いでくれたこと、
北海道で雪の華を散らす花火を見たこと・・・
いろんなことがあったよね♪あのね、みんな昨日のことのよーに覚えているよ。
橙の空、窓辺に咲いたお花、スーパーの袋を下げながら並んで歩いたり。
そんな日常の小さな喜びを共有できる相方さんと出逢えて
本当によかったって、心からいまそう思っています。
これからもずっとずっと、ほーぷくんの傍で笑っていてください。
出逢ってくれてありがとさんなのだ。
徹夜明け、久しぶりの日記で相方さんへメッセージ。
ってなわけで仮眠取りやす。
おやすみなさいっ。