小惑星探査機「はやぶさ」

2010/06/16

日常のはなし。

t f B! P L
みなさん。こんばんはなのだ。


・・・・・昨日にひき続き、はやぶさ関連のニュースだよー。

「はやぶさ」帰還を絶賛=蓮舫行政刷新相
                           6月15日11時50分配信 時事通信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100615-00000087-jij-pol

蓮舫氏は「仕分け結果を何が何でも守るべきだということではない。
国民のさまざまな声は、次期予算編成に当然反映されるべきだ」と語った。


あーあ。事業仕分けの看板である人が、コレ言っちゃダメでしょ(笑。
結局。お茶の間向けのエンターテイメントショーだって自ら認めたよーなモノだよ。

渡部恒三元衆院副議長からテレビ用大臣と揶揄されちゃうだけあるや。
熱湯コマーシャルタレントの限界をここに見た気がしやす。

最初から、研究者の説明を遮って聞く耳もたなかったし今さらだよ。
そもそも。失敗しても成功へ導くというセレンディピティは化学の発展に不可欠なものだ。

カーボンナノチューブ×導電性ポリアセチレンの成功もこれまたしかりで、
失敗という過程を経て、日本人は素晴らしい副産物をこれまで世に送り出してきたんだ。

技術立国である日本。
短期的なリターンだけ求められて基礎研究を削っちゃえば、その技術はそこで衰退しやす。
また。優秀な人材の海外流出を防ぐためのインフラの役割も少なからず果たしていたりして。

二位でいいなんてそもそもおかしい。
国際競争の場でしのぎを削ってきたおかげで、日本は技術的な優位性を保ててるわけで。

だから、すぐに結果がでなくとも続けていかなきゃいけない事業はたくさんあるのだ。
仕分けでやるべきは、天下ってる官僚にメスを入れることなのにはき違えてるんじゃ?

そーいえば。
前にノーベル化学賞受賞者の野依良治さんがあまりに見識にかけるって批判してたもん。

都知事も、文明工学的に白痴的って怒ってたしね。
事業の必要性を見極めて判断しているんじゃなくて、上辺の数字を見ているだけでし。

3000万円に対し、仕分け人たちの特別仕様なデスクは1300万円あまりだとか(笑。
それから。こども手当で外国に飛んでくお金も、数千億円以上にもなるみたいだし。

民主党の枝野幸男幹事長は、6月14日の記者会見で、 「(縮減は)『もう少し
工夫すれば、少ないお金で同じだけの効果をあげられるのではないか』という議論だった」

たった3000万円で、一体どんな効果がでるのか小一時間ぜひ聴きたいっす。
もーなんのギャグなのかまったくもって理解できないのだ。

地道な研究と技術開発が実を結んだわけやから、しっかりした予算を組んでほしー。

んで。
失策を派手なパフォーマンスで覆い隠すんじゃなくて、クリーンな姿勢で示してほしー。

相方さんも研究者やから、こーゆーニュースを見るといろいろ考えちゃうや。
結果しか求めないから、将来に対する投資ということが理解できないのは哀しいや。

・・・・・って、そんなことを思いやした。

おやすみなさいなのだ。



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